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令和 2年予算常任委員会( 3月10日)

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  1. 伊賀市議会 2020-03-10
    令和 2年予算常任委員会( 3月10日)


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    最終取得日: 2021-10-03
    令和 2年予算常任委員会( 3月10日)               予算常任委員会会議録   1.開催日 令和2年3月10日 2.場  所 市議会議場 3.出席者 上田宗久、川上善幸、北森徹、信田利樹、西口和成、福村教親、宮ア栄樹、        桃井弘子、山下典子、市川岳人、赤堀久実、嶋岡壯吉、田中覚、森川徹、        生中正嗣、近森正利、百上真奈、空森栄幸、岩田佐俊、安本美栄子、        中岡久徳 4.欠席者 福田香織、北出忠良 5.理事者 岡本市長、大森副市長、前川危機管理監、稲森総務部長、山本総務部理事        (秘書、調整担当)、宮崎企画振興部長、三枝企画振興部次長(総合政策、        広聴情報、地域づくり推進、交通政策担当)、滝川企画振興部次長(文化交        流、スポーツ振興、国体推進担当)、百田財務部長、藤山財務部次長、田        中人権生活環境部長、中人権生活環境部人権政策監(次長級)、前澤人権生        活環境部生活環境政策監(次長級)、田中健康福祉部長、中出健康福祉部次        長、横尾健康福祉部参事地域包括支援センター所長、東産業振興部長、        堀産業振興部次長兼営業本部事務局長、山本建設部長、小西建設部次長、        (企画管理、道路河川、企業用地整備担当)、辻村建設部次長[都市計画、        建築、住宅担当]兼都市計画課長事務取扱、中森消防長、松田市民病院副        院長〔事務部門〕兼健診センター副センター長、森澤市民病院事務長兼病
           院総務課長、松本会計管理者、北山上下水道事業管理者、清水上下水道部        長、中西上下水道部次長(事務担当)兼経営企画課長事務取扱、岸上下水道        部次長(技術担当)兼水道施設課長事務取扱兼青山事業所長、谷口教育長、        中林教育委員会事務局長山森学校教育推進監、清水参事兼生涯学習課長        兼中央公民館長兼上野公民館長、松本監査委員事務局長、加藤上野支所長        兼地域振興総括監事務取扱兼振興課長事務取扱、居附伊賀支所長兼地域振        興総括監事務取扱、池本島ケ原支所長兼地域振興総括監事務取扱兼住民福        祉課長事務取扱、狩野大山田支所長兼地域振興総括監事務取扱、澤田青山        支所長兼地域振興総括監事務取扱高木農業委員会事務局長(部長級)、        森人事課長、三根行財政改革推進課長、月井総合政策課長、一路広聴情報        課長、東地域づくり推進課長、福岡交通政策課長、越村管財課長、風隼財        政課長、前川課税課長、福永収税課長、上島人権政策・男女共同参画課長、        三根市民生活課長、森口空き家対策室長、西口戸籍住民課長、西尾人権生        活環境部廃棄物対策課長さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場        長、川口障がい福祉課長、比口生活支援課長、岡澤こども未来課長、谷口        保育幼稚園課長、藤林介護高齢福祉課長、中矢商工労働課長兼営業本部事        務局次長、堀山水道工務課長、前川伊賀支所振興課長、田中島ケ原振興課        長、杉野大山田支所振興課長 6.事務局 川議会事務局長(次長級)、籔中議事課長、中川主幹兼議事調査係長、上        地主幹兼総務係長、谷岡主任 7.案  件 1.議案第13号 令和元年度伊賀市一般会計補正予算(第6号)        2.議案第14号 令和元年度伊賀市国民健康保険事業特別会計補正予算                 (第4号)        3.議案第15号 令和元年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計補正予                 算(第2号)        4.議案第16号 令和元年度伊賀市介護保険事業特別会計補正予算                 (第4号)        5.議案第17号 令和元年度伊賀市サービスエリア特別会計補正予算                 (第2号)        6.議案第18号 令和元年度伊賀市後期高齢者医療特別会計補正予算                 (第2号)        7.議案第19号 令和元年度伊賀市病院事業会計補正予算(第4号)        8.議案第20号 令和元年度伊賀市下病院事業会計補正予算(第4号)        9.議案第21号 令和元年度伊賀市下水道事業会計補正予算(第3号)       10.議案第22号 令和元年度伊賀市島ケ原財産区特別会計補正予算                 (第1号)       11.議案第23号 令和元年度伊賀市大山田財産区特別会計補正予算                 (第2号)       12.議案第 1号 令和2年度伊賀市一般会計予算       13.議案第 2号 令和2年度伊賀市国民健康保険事業特別会計予算       14.議案第 3号 令和2年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計予算       15.議案第 4号 令和2年度伊賀市駐車場事業特別会計予算       16.議案第 5号 令和2年度伊賀市介護保険事業特別会計予算       17.議案第 6号 令和2年度伊賀市サービスエリア特別会計予算       18.議案第 7号 令和2年度伊賀市後期高齢者医療特別会計予算       19.議案第 8号 令和2年度伊賀市病院事業会計予算       20.議案第 9号 令和2年度伊賀市水道事業会計予算       21.議案第10号 令和2年度伊賀市下水道事業会計予算       22.議案第11号 令和2年度伊賀市島ケ原財産区特別会計予算       23.議案第12号 令和2年度伊賀市大山田財産区特別会計予算 8.会議の次第             (午前 10時00分 開会) ○副委員長(上田宗久君)  おはようございます。  本日、委員長が体調不良による欠席のため、伊賀市議会委員会条例第12条第1項の規定により、副委員長の私が職務の代行をさせていただきますので、御協力よろしくお願いいたします。  これより予算常任委員会を開会します。  本日ただいままでの出席委員数は20名、会議は成立しました。  会議録署名委員に、19番 百上真奈委員を指名いたします。  本委員会に審査を付託されておりますのは、議案第1号から議案第12号までの令和2年度の一般会計、特別会計、企業会計、財産区特別会計の各予算及び議案第13号から議案第23号まで令和元年度の一般会計、特別会計、企業会計、財産区特別会計の各補正予算の合計23議案であります。  本委員会は、本日と11日及び13日の3日間です。  よって、議事の進行には格別の御協力をお願いいたします。  また、審査は、今回より令和元年度の各補正予算、令和2年度の各予算の順に行うこととなっていますので、御了承をお願いいたします。  次に、審査の方法についてお諮りいたします。  議案第1号の令和2年度一般会計予算及び議案第13号の令和元年度一般会計補正予算(第6号)については、歳出は各款ごとに歳入は一括で、他の予算については、歳入歳出一括または会計ごとにそれぞれの審査をいたしたいと思いますが、これに御異議はありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御異議なしと認めます。  よってそのように取り扱います。  なお、審査における質疑に当たっては、予算書及び予算に関する説明書のページ数、事業名などを述べてから行っていただくこととし、自己の意見を述べることなく、議案の中身についてのみ発言いただくようお願いいたします。また、審議の範囲が議題外にわたることのないように重ねてお願いいたします。  それでは事項書に基づき審査を始めます。  第1項、議案第13号、令和元年度伊賀市一般会計補正予算(第6号)を議題いたします。  当局の説明を求めます。なお、説明は適切かつ簡略にお願いいたします。  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  財務部の百田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま議題となりました議案第13号、令和元年度伊賀市一般会計補正予算(第6号)について説明いたします。  それでは予算書の1ページをごらんください。  第1条の歳入歳出予算の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4億8,819万7,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ448億1,118万9,000円としています。  第2条の繰越明許費では、6ページの第2表、繰越明許をごらんいただき、令和元年度代の実施が困難になった事業や国の補正予算に伴う伊賀鉄道活性化促進事業、中学校の施設改修事業のほか、26事業の限度額を設定しています。  第3条の地方債の補正では、7ページの第3表、地方債補正をごらんいただき、追加では、文化施設整備事業の地方債の限度額を設定しています。  また、廃止では、観光施設整備事業備考欄、機材の理由により廃止し、8ページをごらんいただき、変更では、地区市民センター整備事業ほか、20事業について決算見込みにより限度額の変更を行っています。  それでは、補正予算書の事項別明細書により、歳出のうち主に増額があったものについて、その事業に対する特定財源も合わせて説明いたしますので、48、49ページをごらんください。  第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では、目全体で3,977万円を増額していますが、特定財源のその他財源は、上下水道事業退職手当負担金です。主な支出は51ページをごらんいただき、職員人件費で退職手当9,785万9,000円を増額しています。  次に、58、59ページをごらんいただき、第5目財産管理費では、目全体で4,734万5,000円を増額していますが、特定財源のその他財源は、財政調整基金運用収入などを増額しています。主な支出は、上野ふれあいプラザ管理経費で、ふれあいプラザ解体工事設計業務委託料を減額する一方、61ページをごらんいただき、基金積立金で財政調整基金積立金6,859万2,000円を増額しています。  62、63ページをごらんいただき、第6目企画費では、目全体で1億2,117万7,000円を増額していますが、特定財源の国県支出金は鉄道軌道安全輸送設備等整備事業補助金などで、その他財源は伊賀市ふるさと応援寄附金の増額が主なものでございます。主な支出は、調査企画推進事務経費シティプロモーション推進事業では、伊賀市ふるさと応援基金積立金8,870万7,000円の増額のほか、65ページをごらんいただき、伊賀鉄道活性化促進事業では、鉄道施設車両設備更新工事委託料3,456万6,000円、伊賀鉄道運営費等補助金3,063万1,000円を増額しています。  次に、80、81ページをごらんいただき、第18目防災費では、目全体で242万3,000円を増額していますが、主な支出は、83ページをごらんいただき、防災対策経費災害対策本部等運営経費で、新型コロナウイルス対応の消毒液などを購入するため、消耗品費112万8,000円を増額しています。  続きまして、126、127ページをごらんいただき、第3款民生費、第6項第1目災害救助費では、目全体で127万3,000円を増額していますが、特定財源のその他財源は被災市町村負担金です。主な支出ですが、被災地支援経費旅費66万8,000円などを増額しています。  少し飛びますが、152、153ページをごらんいただき、第7款第1項商工費、第2目商工振興費では、目全体で8,216万4,000円を減額していますが、特定財源の国県支出金はプレミアム付商品券事業費補助金5,890万円、プレミアム付商品券事務費補助金2,305万2,000円を減額しています。主な支出ですが、商工振興経費でプレミアム付商品券事業全体で8,178万8,000円を減額しています。  156、157ページをごらんいただき、第8款土木費、第1項土木管理費、第1目土木総務費では、目全体で5,653万円を増額していますが、特定財源の地方債は県営土木事業負担金に充当する市債を増額し、その他財源は急傾斜地災害緊急対策事業分担金を増額しています。主な支出は、国県土木事業対策経費県営土木事業負担金で、県営都市計画街路事業負担金5,543万円などを増額しています。  158、159ページをごらんいただき、第2項道路橋梁費、第3目道路新設改良費では、目全体で3,929万1,000円を増額していますが、特定財源の国県支出金は、社会資本整備総合交付金地方債は、西明寺一之宮東条線道路改良事業に充当する市債です。主な支出は、社会資本整備総合交付金事業西明寺一之宮東条線道路改良工事費3,900万円を増額しています。  少し飛びまして、180、181ページをごらんいただき、第10款教育費、第3項中学校費、第1目学校管理費では、目全体で1億1,869万8,000円を増額していますが、特定財源の国県支出金は学校施設環境改善交付金を増額し、地方債は施設整備事業に充当する市債を増額しています。  183ページをごらんいただき、施設整備事業では、崇高中学校屋内運動場大規模改修に係る中学校施設改修工事費1億3,541万円を増額しています。  以上で歳出の説明を終わり、歳入に移らせていただきますので、14、15ページをごらんください。  第1款市税、第1項市民税、第1目個人では、現年課税分1億1,508万7,000円を減額する一方、滞納繰越分112万1,000円を増額しています。第2目法人では、現年課税分4,366万2,000円、滞納繰越分92万8,000円を減額しています。第2項第1目固定資産税では、現年課税分1,696万1,000円、滞納繰越分28万2,000円を減額しています。第3項第1目軽自動車税では、現年課税分56万3,000円を増額する一方、滞納繰越分73万2,000円を減額しています。第2目環境性能割では、現年課税分487万4,000円を増額しています。第4項第1目市たばこ税では、1,599万8,000円を減額しています。  16、17ページをごらんいただき、第6款第1項第1目地方消費税交付金では、2,654万7,000円を減額しています。第8款第1項第1目自動車取得税交付金では、961万8,000円を減額しています。第9款第1項第1目環境性能割交付金では、315万6,000円を減額しています。  以上で歳入の説明を終わりますが、202ページ以降に給与費明細書、地方債に関する残高調書を添付してありますので、ごらんいただき、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  まず、議案第13号について、第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳出について各款ごとに御審査願います。
      予算に関する説明書、第1款議会費、48ページ、49ページについて御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第2款総務費、48ページから97ページについて御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  83ページの災害対策本部等運営管理経費で、先ほど消耗品費のほうで新型コロナウイルス関係で消毒液などの購入費用ということで112万8,000円上げられておりますけれども、今、大変感染が広がっている状況の中で、この予算でどれだけの物の購入になるのか。ちょっと具体的に教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  危機管理監。 ○危機管理監(前川浩也君)  失礼をいたします。  現在、補正予算に上げさせていただきましたものにつきましては、消毒用アルコールを150本、職員のマスクを約4万枚を購入する予定としています。  ただ、マスクのほうはほぼ入らないということで、今現在は各施設の出入り口につけさせていただく消毒用アルコールを順次そのような形でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  マスクが入らないということは深刻だと思うんですけれども、今回補正で上げられたのはこれだけなんですけども、現在、状況としては、アルコールの150本の活用方法とかマスク、そういったものの充足率というのはどんなふうに、それはやっぱり職員のもありますけど、市民の中での影響もあると思うのですけども、そこら辺はどんなふうに把握されておられますか。 ○副委員長(上田宗久君)  危機管理監。 ○危機管理監(前川浩也君)  まず、消毒用アルコールでございますけども、公共施設の出入り口には必ず設置をするようにと対策本部のほうで決めさせていただきましたので、公共施設の出入り口に設置をさせていただく分として考えております。  マスクのほうも、会議等マスクを着用してという密室でのマスク着用という形でございましたので、その分につきまして準備をさせていただいてます。市民の皆様に全て配っていくというような考え方で用意をさせていただくものではございません。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  当局説明員入れかえのため暫時休憩します。         (午前 10時17分 休憩)         ―――――――――――――――         (午前 10時18分 再開) ○副委員長(上田宗久君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、予算に関する説明書、第3款民生費、96ページから127ページについて御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第4款衛生費、126ページから141ページについて御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  当局説明員入れかえのため暫時休憩します。         (午前 10時19分 休憩)         ―――――――――――――――         (午前 10時20分 再開) ○副委員長(上田宗久君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、予算に関する説明書、第6款農林業費、140ページから153ページについて御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第7款商工費、152ページから155ページについて御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  153ページの商工業振興経費のプレミアム付商品券ついてお尋ねしておきます。  委託料が随分減らされて、どういう状況でプレミアム付商品券が伊賀市の場合は活用されたのか。そういった状況のまとめの報告をお願いします。 ○副委員長(上田宗久君)  商工労働課長。 ○商工労働課長兼営業本部事務局次長(中矢裕丈君)  失礼いたします。商工労働課の中矢でございます。どうぞよろしくお願いします。  今年度、プレミアム付商品券事業ということで、消費税それから地方消費税率の10%の引き上げに伴いまして、住民税の非課税の方、小さなお子さんのいる子育て世帯の方を対象に消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起し、下支えするということを目的といたしまして、プレミアム付商品券の事業を実施させていただきました。  今お尋ねのプレミアム付商品券事業の委託料が減額されていることについてなんですけれども、当初対象者の見込数としまして、非課税の方を約1万7,000人ぐらいいるのではないかなということ。それから子育て世帯の方というのが約1,700人ぐらいいるのかなということで、合わせて約1万9,000人ぐらいを想定しておりました。年度かわりまして、今年度に入って、状況をいろいろ精査していく中で、まず見込みの対象者数の絞り込みをさせていただきました。その数字が非課税者の方が約1万2,000人程度、子育て世帯のほうは対象者が広がったということもあるんですけども、約1,700人とみていたところを約2,000人ぐらいになったということで、合わせて1万4,000人程度が対象の見込みになるだろうということで、この対象の見込者に対して、それぞれやり方が違うんですけども、非課税者と思われる方については、想定される方々に全員に引きかえ券の交付申請というのをしていただきました。それから、子育て世帯については対象者絞り込みできますので、対象と思われる方に引きかえ券を送付という形をとらせていただきました。それで、最終的に、引きかえ券をお求めになられた方というのが、非課税の方で大体4,500人ぐらい、子育て世帯の方は全員ですので2,000人ぐらいの方に引きかえ券が行ったということで、合わせて6,500人ぐらいに引きかえ券を交付させていただきました。引きかえ券の交付率が非課税世帯で36.71%、子育て世帯を合わせますと45.65%の方に引きかえ券を交付させていただいたということになっております。当初の予算では、対象の見込者全ての方が引きかえ券をお求めになられるだろうという想定で予算を編成させていただいた関係で、その分が減額になったということになるんですけども、おおよそですけども、その引きかえ券をお求めになられた方の中でも、大体7割から8割ぐらいの方が実際に商品券をお求めになられて、商品を購入されているような状況でございます。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  国を挙げて消費税引き上げ対策、経済が落ち込まないように対策をしたうちの1つだったわけですけど、地方自治体としては、これで地元の商売さんとかそういったものが買い物もふえて潤っていけばいいなというふうには思うんですけれども、実際には36%、そして実際に買い物をしたのはもっと下がるということですよね。引きかえ券だけで。  市として、これに対しては、国がやはり手当てをする以上は、有効活用なればということで多分努力はされたと思うんですけども、実際この結果を見ての総括というか評価についての答弁だけ求めておきます。 ○副委員長(上田宗久君)  商工労働課長。 ○商工労働課長兼営業本部事務局次長(中矢裕丈君)  失礼いたします。  先ほども説明の中でも触れたかと思うんですけども、まず、一旦、実際にこのプレミアム商品券で商品を買っていただこうと思えば、まず、引きかえ券の交付申請というのをしていただく必要があったと。それから、その引きかえ券を交付申請していただいて、引きかえ券をお渡しさせてもらったら、その引きかえ券を持って商品券を買いに行って、その商品券を持って実際に商品を買っていただくという必要だあったということで、少し利用者の方に対しては何段階かの手続が必要だったというようなこともあって、この程度にとどまったのかなというふうにも思いますし、相談窓口を設置させていただいた中でも、実際にこの事業の内容について説明をさせていただくと、お金が直接振り込まれるとかでしたら、申請を出せばそれで済むんですけども、今回の場合、商品券を購入いただく券をお渡しするということになるので、2段階、3段階になってしまうというようなことでためらった方もいるというふうなことは伺っております。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第8款土木費、156ページから169ページについて御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第9款消防費、168ページから173ページについて御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  当局説明員入れかえのため暫時休憩します。         (午前 10時27分 休憩)         ―――――――――――――――         (午前 10時29分 再開) ○副委員長(上田宗久君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、予算に関する説明書、第10款教育費、172ページから197ページについて御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第11款災害復旧費、198ページから201ページについて御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)
     御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第12款公債費、200ページ、201ページについて御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  以上で歳出の質疑を終了いたします。  当局説明員入れかえのため暫時休憩します。         (午前 10時30分 休憩)         ―――――――――――――――         (午前 10時31分 再開) ○副委員長(上田宗久君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、歳入について審査を行います。予算に関する説明書、14ページから47ページについて御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御疑なしと認めます。  よって、歳入の質疑を終了いたします。  以上で、第1条、歳入歳出予算の補正についての質疑を終了します。  次に、予算書1ページの第2条、繰越明許費、第3条、地方債の補正及び予算に関する説明書202ページ以降の給与明細書等について御審査願います。  御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。  御質疑なしと認めます。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。           (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって、議案第13号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  当局説明員入れかえのため暫時休憩します。         (午前 10時32分 休憩)         ―――――――――――――――         (午前 10時33分 再開) ○副委員長(上田宗久君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、第2項、議案第14号、令和元年伊賀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題とします。  当局の説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  健康福祉部の田中でございます。  ただいま議題としていただきました議案第14号、令和元年度伊賀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について説明いたします。  予算書の1ページをごらんください。  第1条、第1項で事業勘定の既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億1,551万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ96億2,862万8,000円に、直営診療施設勘定診療所費の既定歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ711万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,008万4,000円とするものです。  今回の補正は、被保険者数の減少に伴い、歳入では保険税収入を減額し、歳出では保険給付費を減額しています。  それでは、事業勘定の歳入から説明いたしますので、10、11ページをお開きください。  第1款第1項国民健康保険税、第1目一般被保険者国民健康保険税では、8,617万9,000円を減額し、第2目退職被保険者等国民健康保険税では、1,080万1,000円を減額しています。これはそれぞれ11月末の調定額に平成30年度収納実績率を乗じたものを見込み額としております。  12、13ページをお開きください。  第3款県支出金、第2項県補助金、第1目保険給付費等交付金では、2億5,309万6,000円を減額し、補正後の額を69億8,318万7,000円としています。内訳は説明欄のとおりで、歳出の保険給付費の減額によるものです。  以上で歳入の説明を終わります。  次に、歳出について説明しますので、18、19ページをお開きください。  第2款保険給付費、第1項療養諸費では、20、21ページをお開きください。項全体で1億1,850万5,000円を減額し、補正後の額を59億8,470万3,000円としています。詳細は、説明欄に記載のとおりで、昨年3月から11月までの9カ月間の給付実績と12月から本年2月までの3カ月間の給付見込みから算出しております。  以上で事業勘定の説明を終わります。  続きまして、直営診療施設勘定診療所費の補正予算について説明いたします。  歳入から説明いたしますので、28、29ページをお開きください。  第1款診療収入、第1項外来収入では、897万2,000円を減額し、補正後の額を1億7,428万4,000円としています。受診者の減少により各目で減額を行っています。  次に、歳出について説明いたしますので、30、31ページをお開きください。  第2款第1項医療費では、683万5,000円を減額し、補正後の額を3,626万4,000円としています。主に、第3目医薬品衛生材料費の減額によるものです。  以上で、議案第14号、令和元年度伊賀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)の説明を終わります。  なお、24ページ及び32ページに給与費明細書を掲載していますので、あわせてごらんいただき、よろしく御審査くださいますようお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。  本会計補正予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。           (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって、議案第14号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第3項、議案第15号、令和元年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第2号)を議題とします。  当局の説明を求めます。  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼いたします。  人権生活環境部、田中でございます。  ただいま議題としていただきました議案第15号、令和元年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第2号)につきまして説明をいたします。  予算書の1ページをお開き願います。  第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ75万8,000円を減額し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ7,255万1,000円とし、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によることとしております。  それでは、5ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書により補正予算の内容を説明させていただきます。  まず、歳入から説明いたします。8ページ、9ページをお開き願います。  第1款県支出金、第1項県補助金、第1目住宅新築資金等県補助金では、決算見込みによりまして27万9,000円を増額しております。  第2款財産収入、第1項財産運用収入、第2目基金運用収入では、決算見込みによりまして1,000円を増額しております。  第3款諸収入、第1項第1目貸付金元利収入では、決算見込みによりまして103万8,000円を減額しております。その内訳につきましては、説明欄に記載のとおりでございます。  続きまして、歳出について御説明いたします。10ページ、11ページをお開き願います。  第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では、決算見込みによりまして75万8,000円を減額しております。その内訳につきましては、説明欄に記載のとおりでございますのでごらんください。  以上で、令和元年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第2号)についての説明を終わらせていただきます。どうぞよろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。
     本会計補正予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。           (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって、議案第15号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第4項、議案第16号、令和元年度伊賀市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  当局の説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  ただいま議題としていただきました議案第16号、令和元年度伊賀市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について説明いたします。予算書の1ページをお開きください。  第1条第1項で既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億8,195万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ107億6,811万4,000円としています。  第2条では、翌年度に繰り越して使用できる経費は、第2表繰越明許費によることとしています。  それでは、歳入から説明いたしますので、10、11ページをお開きください。  第1款保険料、第1項介護保険料、第1目第1号被保険者保険料では、6,790万6,000円を減額しています。  第3款国庫支出金、第2項国庫補助金、第5目保険者機能強化推進交付金では、939万6,000円を新たに追加しています。これは介護予防や介護給付などに要する費用の適正化の取り組みに係る評価に対して国から交付されるものです。  12、13ページをお開きください。  第5款県支出金、第2項県補助金、第3目総務費補助金では、9,174万9,000円を減額しています。これは地域医療介護総合確保基金事業による介護施設などの整備が予定より少なかったことによるものです。  以上で歳入の説明を終わります。  次に、歳出について説明いたしますので、16、17ページをお開きください。  第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では、8,525万3,000円を減額しています。これは地域医療介護総合確保基金事業補助金などの減額によるものです。  18、19ページを開きください。  第2款保険給付費、第1項介護サービス等諸費では、項全体で3億2,000万円を減額し、補正後の額を87億2,147万円としています。  以上で、議案第16号、令和元年度伊賀市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)の説明を終わります。  なお、28ページ以降に給与費明細書を掲載していますので、ごらんいただき、よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。  本会計補正予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。御意見ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。           (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって、議案第16号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第5項、議案第17号、令和元年度伊賀市サービスエリア特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  当局の説明を求めます。  産業振興部長。 ○産業振興部長(東 弘久君)  産業振興部の東です。よろしくお願いいたします。  ただいま議題となりました議案第17号、令和元年度伊賀市サービスエリア特別会計補正予算(第2号)について説明をさせていただきます。  予算書の1ページをお開きください。  第1条、第1項では、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ21万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,036万5,000円としております。  それでは、事項別明細書により歳入から説明をさせていただきますので、8ページ、9ページをお開きいただきたいと思います。  第1款財産収入、第1項財産運用収入、第1目利子及び配当金では、基金利子収入11万9,000円を増額し12万9,000円に、第2目基金運用収入では、施設管理基金運用収入56万8,000円を計上しております。  第3款諸収入、第1項収益事業収入、第1目経営受託収入では、売上収入を55万3,000円減額し、管理収入を8万3,000円増額して916万8,000円としております。  続きまして、歳出について説明をさせていただきます。  10ページ、11ページをお開きください。  第1款総務費、第1項一般管理費、第1目サービスエリア施設管理費では、21万7,000円を増額し、補正後の総額を986万5,000円としています。これはサービスエリア施設管理基金積立金の増額によるものでございます。  以上で、議案第17号、令和元年度伊賀市サービスエリア特別会計補正予算(第2号)についての説明を終わらせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。  本会計補正予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。           (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって、議案第17号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第6項、議案第18号、令和元年度伊賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  当局の説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  ただいま議題としていただきました議案第18号、令和元年度伊賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。  予算書の1ページをごらんください。  第1条、第1項で既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,619万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億1,579万6,000円としています。  それでは、歳入から説明いたしますので、8、9ページをお開きください。  第1款第1項後期高齢者医療保険料では、第1目普通徴収保険料で374万8,000円を減額するほか、第2目特別徴収保険料では、936万8,000円を増額し、保険料総額を8億5,159万6,000円としています。これは保険料の12月時点の調定額をもとに積算しております。  次に、歳出について説明いたしますので、10、11ページをお開きください。  第2款第1項第1目後期高齢者医療広域連合納付金は、2,579万7,000円を減額し、補正後の額を11億8,998万3,000円としていますが、これは後期高齢者医療広域連合への納付金額の決定により所要額を補正するものでございます。  以上で、議案第18号、令和元年度伊賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の説明を終わります。よろしく御審査いただきますようお願いいたします ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。  本会計補正予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。           (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって、議案第18号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  当局説明員入れかえのため暫時休憩します。         (午前 10時52分 休憩)         ―――――――――――――――         (午前 10時53分 再開) ○副委員長(上田宗久君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、第7項、議案第19号、令和元年度伊賀市病院事業会計補正予算(第4号)を議題とします。  当局の説明を求めます。  市民病院副院長。 ○市民病院副院長[事務部門]兼健診センター副センター長(松田克彦君)  上野総合市民病院の松田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  議案第19号、令和元年度伊賀市病院事業会計補正予算(第4号)について御説明します。  予算書の1ページをお開きください。  第2条で年間入院患者数を7万6,494人から7万3,566人に、1日平均入院患者数を209人から201人にしています。  第3条以降の補正につきまして、補正額が一定額以上の項目のみ御説明申し上げます。  第3条では、収益的収入の部で、第1項医業収益を既決予定額45億4,311万8,000円から44億4,662万9,000円にしています。  収益的支出の部では、第1項医業費用既決予定額44億4,312万5,000円から44億39万3,000円にしています。  第4条では、資本的収入、第2項補助金を既決予定額225万5,000円から同額を減額しています。これは合併浄化槽更新工事に伴う国庫補助金につきまして、消費電力削減量が補助要件を満たさなかったため補助金から起債に変更したためです。  第5条では、流用する場合に、議会の議決を得なければならない経費のうち、職員給与費について25億4,734万1,000円を24億9,582万5,000円にしています。  第6条では、一般会計から繰り入れる金額を4億7,747万6,000円から4億8,774万9,000円に改めています。起債はございませんが、このうち8,000万円が基準外繰入金でございます。  なお、5ページ以降に補正予算に関する説明書を添付いたしましたので、よろしく御審議くださるようお願いします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。  本会計補正予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。           (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって、議案第19号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第8項、議案第20号、令和元年度伊賀市水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。  当局の説明を求めます。  上下水道部長。 ○上下水道部長(清水仁敏君)  上下水道部、清水です。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま議題としていただきました議案第20号、令和元年度伊賀市水道事業会計補正予算(第3号)について説明しますので、予算書の1ページをごらんください。  第2条では、予算第2条に定めた業務の予定量の主要な建設改良事業の給水区域内排水施設事業1億5,686万円を1億2,770万9,000円に、水道広域化促進事業6億4,846万1,000円を5億2,980万2,000円に改めるものです。  第3条では、予算第3条に定めた収益的収入の第1款水道事業収益の既決予定額34億8,115万7,000円から4,760万8,000円を減額し、34億3,354万9,000円に改めるものです。  収益的支出では、第1款水道事業費用の既決予定額32億6,778万7,000円から7,648万8,000円を減額し、31億9,129万9,000円に改めるものです。  第4条では、予算第4条本文括弧書き中、不足する額15億6,199万6,000円を不足する額14億2,985万6,000円に改め、同条で定めた資本的収入及び支出の予定額を補正するものです。  2ページをごらんください。  収入の部では、第3項負担金から第7項出資金までの各項で所要の補正を行い、第1款資本的収入の既決予定額5億5,740万9,000円から合計1,636万3,000円を減額し、5億4,104万6,000円に改めるものです。  資本的支出では、第1款資本的支出の既決予定額21億1,940万5,000円から1億4,850万3,0001円を減額し、19億7,090万2,000円に改めるものです。  第5条では、予算第5条に定めた企業債の限度額を9,270万円から30万円を減額し、9,240万円に改めるものです。  3ページ以降には補正予算に関する説明書として、実施計画及び実施計画明細書を添付していますので、ごらんいただきたいと思います。  以上で、議案第20号、令和元年度伊賀市水道事業会計補正予算(第3号)の説明を終わらせていただきます。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。  本会計補正予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  1ページ目、御説明いただきました第2条のところで、給水区域内排水施設事業ということで、給水区域内で減額されている理由というのは何かなということが1つ。  もう1つは、水道広域化促進事業も減額されているというその理由が何かなということ。  同時に、土地利用に関する実施条例を定めました。したがって、伊賀市内で高速道路の名阪国道なんですが、インターチェンジの周辺部分であるとか、または今まで家屋や工場や店舗が建たなかったところも含めて町が少し広がっている。水道利用者が広がっているとも思われるんですけども、そういったことから考えると、実は、広域化をもっと促進して増額でしたよねとか、また、給水区域内であるけれども、店舗やもしくは住宅かふえたので、たくさん水が必要でしたよねというふうなことになるんだろうと思うんですけれども、それぞれ減額されている理由を御案内ください。 ○副委員長(上田宗久君)  工務課長。 ○水道工務課長(堀山和弘君)  水道工務化の堀山です。そうぞよろしくお願いします。  今、委員のほうから御質問のありました3点についてお答えさせていただきます。  まず、1点目の給水区域内排水事業費の減額2,700万円ほどなんですけども、これにつきましては、山田南地区下水道事業に伴って水道施設整備等をあわせて工事をしていただいた分の舗装復旧委託工事費の減額によるものでございます。要は、水道事業会計ではなく、下水道事業会計のほうに委託工事として依頼をさせていただいた結果、下水道事業のほうでの事業で進めていただいてるわけなんですけども、今年度においては、4路線ほどあったわけなんですが、1路線のみということで3路線分を減額させていただいた次第でございます。  広域化促進事業費の減額についてなんですけども、管路工事等を含めて、今年度まで伊賀市広域化促進事業ということで事業整備をしてきたわけなんですが、最終年度でございました。最終年度でありまして、今回減額させていただいた中身としては、舗装復旧工事で単独事業費用分の減額をさせていただくのと、あと入札差金による減額分を減額させていただいた次第でございます。  3点目の土地利用の関係で当然ふえていくということなんですけども、基本的に水道事業会計のほうで管路整備なんか行っていただく場合は、基本的には、原因者負担の原則に基づいて整備をしていただくということになりますので、そういった部分については、今度は受託工事として開発事業主さん等から費用負担をしていただいて進めていかしていただきますので、水道事業会計として先行的に投資するものではないのではないかというふうに判断をさせていただいてますので、よろしくお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  よくわかりました。ありがとうございます。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。
     よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。           (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって、議案第20号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第9項、議案第21号、令和元年度伊賀市下水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。  当局の説明を求めます。  上下水道部長。 ○上下水道部長(清水仁敏君)  ただいま議題としていただきました議案第21号、令和元年度伊賀市下水道事業会計補正予算(第3号)について説明しますので、予算書の1ページをごらんください。  第2条では、予算第2条に定めた業務の予定量の主要な建設改良事業の管路整備費6億6,704万4,000円を6億9,896万円に、処理場整備費2億9,497万円を1億6,718万円に改めるものです。  第3条では、予算第3条に定めた収益的収入の第1款下水道事業収益の既決予定額23億9,344万7,000円に6億7,933万8,000円を増額し、30億7,278万5,000円に改めるものです。  収益的支出では、第1款下水道事業費用の既決予定額24億6,557万円に9,512万2,000円を増額し、25億6,069万2,000円に改めるものです。  2ページをごらんください。  第4条では、予算第4条本文括弧書き中、不足する額9,978万2,000円を不足する額6億2,025万4,000円に改め、同条で定めた資本的収入及び支出の予定額を補正するものです。  収入の部では、第1項国庫補助金から第8項基金取崩収入までの各項で所要の補正を行い、第1款資本的収入の既決予定額18億9,042万9,000円から合計5億4,254万3,000円を減額し、13億4,788万6,000円に改めるものです。  支出の部では、第1項建設改良費から第5項基金繰入支出までの各項で所要の補正を行い、第1款資本的支出の既決予定額19億9,021万9,000円から合計2,207万1,000円を減額し、19億6,814万円に改めるものです。  第5条では、予算第10条本文中、一般会計からこの会計補助を受ける金額12億4,731万9,000円を12億4,716万9,000円に改めるものです。  3ページ以降に補正に関する説明書として、実施計画及び実施計画明細書を添付しておりますので、ごらんいただきたいと思います。  以上で、議案第21号、令和元年度伊賀市下水道事業会計補正予算(第3号)の説明を終わらせていただきます。よろしく御審査いただきますようお願いします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。  本会計補正予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。           (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって、議案第21号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第10項、議案第22号、令和元年度伊賀市島ケ原財産区特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  当局の説明を求めます。  島ケ原支所長。 ○島ケ原支所長兼地域振興総括監事務取扱兼住民福祉課長事務取扱(池本洋人君)  失礼します。  島ケ原支所長、池本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま議題としていただきました議案第22号、令和元年度伊賀市島ケ原財産区特別会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。  予算書の1ページをごらんください。  第1条第1項では、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ287万6,000円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ3,056万7,000円と定め、第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページの第1表、歳入歳出予算補正によることとしています。  それでは、事項別明細書により御説明申し上げますので、8ページ、9ページをごらんください。  まず、歳入でございますが、第1款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入では、南山城村伊賀市太陽光発電事業用地貸付料249万円を増額し、第2款第1項第1目繰越金では、38万6,000円を増額しようとするものです。  次に、歳出について御説明申し上げますので、10ページ、11ページをごらんください。  第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では、481万5,000円を増額しようとするもので、その内訳の主なものは、財産区基金積立金482万8,000円を増額しています。  また、第2款財産費、第1項財産造成費、第1目財産区有林造成費では193万9,000円を減額しています。  以上で、議案第22号、令和元年度伊賀市島ケ原財産区特別会計補正予算(第1号)についての御説明とさせていただきます。  なお、12ページに給与費明細書を記載していますので、ごらんいただき、よろしく御審査いただきますようお願いをいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。  本会計補正予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。           (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって、議案第22号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第11項、議案第23号、令和元年度伊賀市大山田財産区特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  当局の説明を求めます。  大山田支所長。 ○大山田支所長兼地域振興総括監事務取扱(狩野守正君)  大山田支所の狩野でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  ただいま議題としていただきました議案第23号、令和元年度伊賀市大山田財産区特別会計補正予算(第2号)につきまして、御説明申し上げます。  予算書の1ページをごらんください。  令和元年伊賀市大山田財産区特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところとしています。  第1条では、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ30万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,820万1,000円と定め、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページの第1表、歳入歳出予算補正によるものといたしております。  それでは、事項別明細書によりまして予算の主な内容を御説明申し上げます。  歳入から御説明いたしますので、8ページ、9ページをごらんください。  第2款第1項第1目繰越金では、130万6,000円を増額し、補正後の額を150万6,000円といたしております。  第3款諸収入、第3項受託事業収入、第1目水源林造成事業収入では、事業の実績によりまして6,000円を減額いたしております。  第4款第1項繰入金、第1目大山田財産区基金繰入金では、大山田温泉さるびのの修繕等に係ります一般会計への繰り入れを予定いたしておりましたが、本会計の基金積立金から繰り入れることといたしましたため、100万円を減額いたしております。  続きまして、歳出につきまして御説明申し上げますので、10ページ、11ページをごらんください。  第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では、204万円を増額し、補正後の額を745万3,000円とするものです。主なものといたしましては、災害による被害が少なかったことから、大山田地域林道事業等補助金を244万円減額し、基金積立金467万5,000円を増額いたしております。  第2款財産費、第1項第1目財産管理費では、85万9,000円を減額し、補正後の額を86万1,000円とするものです。主なものといたしましては、作業員賃金55万9,000円、原材料費30万円を減額いたしております。  同じく第2項財産造成費、第1目財産区有林造成費では、86万5,000円を減額し、補正後の額を968万7,000円とするものでございます。主なものといたしましては、財産区有林造成事業では、作業員賃金57万9,000円、原材料費15万円を減額し、水源林造成事業では、水源林造成業務委託料6,000円を減額いたしております。  以上、議案第23号、令和元年伊賀市大山田財産区特別会計補正予算(第2号)についての説明を終わらせていただきます。よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。  本会計補正予算全般について御審査願います。  御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  よって討論に入ります。
     御意見ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。   本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。           (賛 成 者 起 立) ○副委員長(上田宗久君)  全会一致であります。  よって、議案第23号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  以上で、令和元年度の各会計補正予算の審査は終了しました。  当局説明員入れかえのため暫時休憩いたします。         (午前 11時15分 休憩)         ―――――――――――――――         (午前 11時17分 再開) ○副委員長(上田宗久君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  これより、令和2年度の各会計予算の審査に入ります。  第12項、議案第1号、令和2年度伊賀市一般会計予算を議題とします。  当局の説明を求めます。  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  ただいま議題となりました議案第1号、令和2年度伊賀市一般会計予算について説明いたします。  それでは、予算書の1ページをごらんください。  第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ425億9,132万6,000円と定めています。  第2条の債務負担行為は7ページの第2表により、第3条の地方債は、8、9ページの第3表によることとしていますので、後ほど説明させていただきます。  第4条の一時借入金では、一時借入金の借り入れ最高額を30億円と定めています。  第5条の歳出予算の流用では、人件費の流用につきまして、同一の款内でこれらの経費の各項間の流用ができることを定めています。  それでは、7ページをごらんください。  第2表の債務負担行為ですが、芭蕉翁生家保存改修設計意図伝達業務委託経費ほか16業務について、それぞれ所要の期間と限度額を設定しています。  8、9ページをごらんください。  第3表の地方債では、地区市民センター整備事業ほか29事業に充当する市債の限度額及び臨時財政対策債の限度額を定めており、起債の総額は39億3,489万3,000円としています。  それでは、歳入歳出予算につきまして、今回から主な新規事業を中心に各款別に御説明させていただきますので、予算に関する説明書80、81ページをごらんください。  第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の会計年度任用職員人件費では、令和2年度から新設されるもので、一般管理費では、1億2,188万5,000円を計上しています。  また、一般会計全体では、14億2,594万2,000円を計上しております。  次に、90、91ページをごらんください。  第5目企画費では、11億6,257万7,000円を計上していますが、特定財源の国県支出金は、国の地方創生推進交付金、地域公共交通確保維持改善事業補助金のほか国県からの鉄道軌道安全輸送設備等整備事業補助金。地方債は、伊賀鉄道活性化促進事業及び複合施設整備事業に充当する市債。その他財源は、伊賀市ふるさと応援寄附金、伊賀線経営安定化等基金繰入金などです。  主なものは、93ページをごらんいただき、総合計画策定事業では、伊賀市総合計画次期基本計画及び第2期伊賀市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定を行うための総合計画等策定業務委託料530万2,000円などを計上しています。  99ページをごらんください。  伊賀鉄道活性化促進事業では、上野市駅の車両・車庫における耐震強度の調査を行うための耐震診断業務委託料455万6,000円及び伊賀鉄道運営費等補助金3,723万2,000円など2億6,881万3,000円を計上しています。  107ページをごらんください。  いがまち複合施設整備事業では、施設整備工事費9,986万9,000円を計上し、青山複合施設整備事業では、施設設計業務委託料2,065万3,000円などを計上しています。  116、117ページをごらんください。  第7目芭蕉翁顕彰碑の芭蕉翁記念館・偲翁舎・蓑虫庵等改修事業では、国の社会資本整備総合交付金及び地方債を財源に芭蕉翁生家保存改修工事費6,063万円などを計上しています。  次に、126、127ページをごらんください。  第9目地区市民センター費の地区市民センター施設改修事業では、地方債及び環境保全基金繰入金を財源に花垣地区市民センターを移転するための地区市民センター施設整備工事費6,793万円など1億539万1,000円を計上しています。  130、131ページをごらんください。  第13目自治振興費の住民自治協議会推進経費では、伊賀市振興基金繰入金を財源に新たな補助金としてコミュニティー情勢と交流人口・関係人口の創出のため、複数の住民自治協議会等が連携して実施する事業に対する地域絆づくり補助金960万円などを計上しています。  138、139ページをごらんください。  第17目防災費では、6,052万4,000円を計上していますが、主なものは、143ページをごらんいただき、国土強靭化地域計画推進事業では、大規模自然災害等に備えるため、防災・減災と迅速な復旧・復興を行うための計画策定経費として、国土強靭化地域計画策定業務委託料828万3,000円などを計上しています。  少し飛びまして、222、223ページをごらんください。  第3款民生費、第4項児童福祉費、第1目児童福祉総務費では、4億3,421万6,000円を計上していますが、特定財源の国県支出金は、国の子ども・子育て支援交付金、子ども・子育て支援整備交付金などや、県の地域子ども・子育て支援事業費補助金、地域子ども・子育て支援整備交付金などで、その他財源は子育て支援基金繰入金などです。  主なものですが、231ページをごらんください。  病児・病後児保育事業では、医療法人が実施する病児・病後児保育施設の整備に対する整備事業補助金2,910万3,000円などを計上し、発達支援事業では、社会福祉法人が設置するいが児童発達支援センターれいあろはと連携し、途切れのない発達支援を行うための児童発達支援事業委託料2,000万円などを計上しています。  232、233ページをごらんください。  第2目児童措置費の私立保育所施設整備事業では、国の保育所等整備交付金、地方債子育て支援基金繰入金を財源にみどり第二保育園の施設整備に対する補助金として2億8,235万6,000円を計上しています。  次に、264、265ページをごらんください。  第4款衛生費、第1項保健衛生費、第2目感染症予防費の予防接種業務経費では、国の緊急風疹抗体検査事業費補助金及び子育て支援基金繰入金を財源に、令和2年10月から定期接種となる乳幼児に対するロタウイルス予防接種ほか各種予防接種に係る業務委託料2億4,089万円、及び令和2年度から新たに設ける助成金として、骨髄移植等により定期予防接種で得られた免疫が低下または消失し、再度予防接種を受ける必要がある方を対象とした特別な理由による任意予防接種費用助成金11万8,000円などを計上しています。  次に、268、269ページをごらんください。  第3目環境対策費の地球温暖化防止推進事業では、環境保全基金繰入金などを財源に街路灯をLED照明に取りかえるための照明器具等を購入する消耗品費1,131万円などを計上してます。  272、273ページをごらんください。  第4目斎苑運営費の斎苑管理運営経費では、今後の斎苑に関する運営及び建設に関する方向性の調査を行うための基本計画策定業務委託料510万円などを計上しています。  284、285ページをごらんください。  第2項清掃費、第3目し尿処理費のし尿処理及び施設維持管理業務経費では、し尿処理施設維持管理業務委託料3億3,429万6,000円などを計上しています。  287ページをごらんいただき、汚泥再生処理センター建設事業では、地方債を財源に建設工事費など9億5,148万円などを計上しています。  少し飛びますが、306、307ページをごらんください。  第6款農林業費、第1項農業費、第5目土地改良事業費では、4億900万4,000円を計上していますが、特定財源の国県支出金は、県の農地中間管理機構関連農地整備事業委託金などです。  主なものは、310、311ページをごらんください。  農地中間管理機構関連農地整備事業では、諏訪地区で令和2年から令和8年の期間で圃場整備を行うための実施計画策定業務委託料2,048万7,000円などを計上しています。  324、325ページをごらんください。  第7款第1項商工費、第2目商工振興費の伊賀ブランド促進事業では、国の地方創生推進交付金、ふるさと応援基金繰入金を財源に伊賀市の産品及び事業者を伊賀ブランドとして認定し、地域内外に発信することにより、地域づくりと産業の活性化を図るための伊賀ブランド活用事業委託料207万4,000円及び伊賀ブランド推進事業費補助金433万4,000円を計上しています。  第3目観光費では、1億5,768万5,000円を計上していますが、特定財源の国県支出金は国の地方創生推進交付金などで、地方債は観光戦略経費に充当する市債、その他財源はふるさと応援基金繰入金、観光振興基金繰入金などです。  主なものは、観光戦略経費では、6,462万4,000円を計上していますが、327ページをごらんいただき、東京オリパラ期間中に東京有明に伊賀市のPRブースを設置し、情報発信や外国人等の誘客促進を図るための観光誘客促進事業委託料950万円及び市の観光振興の向上を目的に、専門知識を持った民間人材を受け入れるための地域おこし企業人事業負担金560万円などを計上しています。  329ページをごらんください。  忍者市プロジェクト事業では、忍者体験施設の整備において、官民連携手法の導入などを行うための委託料2,336万円、忍者体験施設の整備に必要な測量などを行うための(仮称)伊賀市忍者体験施設等整備事業委託料1,977万8,000円など4,515万4,000円を計上しています。  342、343ページをごらんください。  第8款土木費、第2項道路橋梁費、第4目橋梁維持費の印代山神線山神橋橋梁架替事業では、国の社会資本整備総合交付金、地方債及び公共施設等整備基金繰入金を財源に、現在沈下している山神橋の橋梁等の撤去に係る工事設計業務委託料1,300万円及び工事費3,700万円など8,080万3,000円を計上しています。  362、363ページをごらんください。  第4項都市計画費、第5目公園費では、1億1,653万6,000円を計上していますが、特定財源の地方債は、公園施設更新事業に充当する市債です。  主なものは、367ページをごらんいただき、公園施設更新事業では、上野公園内のバリアフリー化に係る上野公園バリアフリー工事測量業務委託料360万円及び工事設計業務委託料680万2,000円などを計上しています。  378、379ページをごらんください。  第9款第1項消防費、第3目消防施設費では、1億4,491万8,000円を計上していますが、主なものは、国保消防施設整備事業では、国の消防設備等整備費補助金、地方債を財源に丸柱及び音羽地区に耐震性貯水槽を整備するための防火水槽新施設工事費1,500万円、救急車両を更新するための救急車購入費2,879万8,000円などを計上し、市単消防施設整備事業では381ページをごらんいただき、消防ポンプ車を更新するための車両購入費3,121万6,000円、消防本部庁舎への消火用排水管の設置工事などに係る水道事業補助2,477万9,000円などを計上しています。  412、413ページをごらんください。  第10款教育費、第3項中学校費、第1目学校管理費の施設改修事業では、国の学校施設環境改善交付金及び地方債を財源に、緑ヶ丘中学校校舎及び崇高中学校屋内運動場の大規模改修の工事費3億721万2,000円などを計上していますが、崇高中学校屋内運動場の大規模改修については、令和元年度の国の補正予算により補助金の追加認証を受けておりますので、この分については令和2年度の補正予算で減額を行います。  452、453ページをごらんください。  第6項保健体育費、第1目保健体育総務費の三重国体推進経費では、県の国体競技施設整備費補助金及びリハーサル大会運営費補助金を財源に、2021年に開催の三重とこわか国体に向けて伊賀市実行委員会への負担金1億7,697万4,000円を計上しています。  以上で、歳出の説明を終わらせていただきます。  続きまして、歳入の説明に入らせていただきますが、一般財源の主なもののみ説明させていただきます。  16、17ページにお戻りください。  第1款市税では、全体で147億3,289万8,000円を見込んでいますが、第1項市民税、第1目個人では、前年度より953万円減収を見込み45億7,102万9,000円を、第2目法人では、税制改正等を勘案し、前年度より2億3,344万3,000円の減収を見込み、13億3,505万1,000円としています。  第2項第1項固定資産税では、前年度より1億1,784万円増収の77億7,700万6,000円としています。  第3項第1目環境性能割は、税制改正に伴い令和元年10月から導入されたものであり、令和2年度は1年間の積算となったことで1,628万2,000円を見込んでいます。  なお、第2目種別割は、税制改正により軽自動車税から種別割に名称が変更されたものであり、3億2,615万8,000円を見込んでいます。  20、21ページをごらんいただき、第6款法人事業税交付金では、法人住民税法人税割の税率の引き下げに伴う補填措置として新設されたもので1億6,893万2,000円を見込んでいます。  第7款地方消費税交付金では、前年度より2億3,812万9,000円増の20億1,324万1,000円を見込んでいます。  22、23ページをごらんください。  第9款環境性能割交付金は、税制改正に伴い令和元年10月から導入された制度であり、令和2年度は1年間の積算となったことで7,971万1,000円を見込んでいます。  次に、24、25ページをごらんください。  第12款地方交付税では、普通交付税においては、令和元年度の交付実績や令和2年度地方財政計画及び合併算定替期間終了による減額を考慮して普通交付税、特別交付税を合わせまして、前年度より6億4,323万8,000円減額の90億1,870万6,000円としています。  少し飛びますが、46、47ページをごらんください。
     第2項基金繰入金、第1目財政調整基金繰入金では、財源調整のため10億519万4,000円を計上しています。  以上で、歳入歳出予算の説明を終わらせていただきますが、466ページ以降に給与費明細書、継続費に関する調書、債務負担行為に関する調書及び地方債に関する調書を添付してありますので、ごらんいただき、よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○副委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  まず、議案第1号について、第1条、歳入歳出予算のうち歳出について各款ごとに御審査願います。予算に関する説明書、第1款議会費、62ページから65ページについて御質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第2款総務費、64ページから171ページについて御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  お尋ねします。  まず、職員人件費、67ページにかかわってなんですけども、ここに入るかどうかちょっとわからないんですけども、資料をいただきました予算基本方針の中で、事務部門における現行の臨時職員とか嘱託職員の削減を進めるという基本方針をもって予算編成になったということで資料を読ませていただいたわけなんですけども、どれだけの削減をされたのか。具体的に教えてほしいんですけども。 ○副委員長(上田宗久君)  人事課長。 ○人事課長(森 健至君)  人事課、森でございます。よろしくお願いいたします。  この4月1日から会計年度任用職員制度に移行するに当たりまして、現状の臨時嘱託職員さんから会計年度任用職員に移行される方の数でございますけども、一般会計だけで申し上げますと現状延べ1,188人。これが会計年度任用職員に今移行を予定しております人数が延べ920人ということで、各所属におきまして必要性等を検討いただいた結果、延べ268人の減ということでございます。ただ、これについては、お一人で幾つかの職をかけ持ちをされている方もお見えになりますので、実数のところはもう少し下がってくるというような状況でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  それは、各課で精査をしてこういう数字になったかとは思うんですけど、結局、予算上の増減というのは、数字で言えば、金額的にはどういう変化があったわけですか。 ○副委員長(上田宗久君)  人事課長。 ○人事課長(森 健至君)  予算的な部分での増減につきましては、現状から会計年度任用職員に移行するに当たりまして、一般会計ベースで1億7,600万円余りというような状況でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ごめんなさい。数字をちゃんと言っていただけますか。増減というかふえたのか減ったのかとかそういったことですね。来年度予算に当たっての。済みません。 ○副委員長(上田宗久君)  人事課長。 ○人事課長(森 健至君)  1億7,630万6,000円一般会計ベースで増加ということでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  それは、多分、手当てとかそういった新たに措置される分があるからと思うんですけども、ただ、ここで聞きたいのは、やはりフルタイムでの任用があったにもかかわらず、伊賀市の場合は、全部パートにしたというような状況が説明であったわけなんですけども。  もう1つ聞こえてくるのは、毎月のお給料が減ってくる中で、手当てがふえるにしてもということで、そういった臨時さんたちの声があるわけですが、そこの手当てですよね。それは総務省からもそういったことがあってはならないという通知が12月20日付で出ているわけですけども、伊賀市の場合はそれはどうなんでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  人事課長。 ○人事課長(森 健至君)  職種によって少しばらつきはあるようでございますけども、シミュレーションをしますと、一概に全ての職種によって減る、あるいはふえるという違いはあるようでございます。  例えば、一般事務補助、この方々が一番多いということになるんですけども、この方々については、来年度、期末手当6月支給になるんですけど、若干減算がかかります。その場合、年収ベースでは、21万円余りの減収というような形になるんでございますけども、例えばそれ以外に保育士さんですと、常勤の方で免許をお持ちの方であれば年収ベースで4万2,000円増加、病院の正看護師さんですと同じく10万4,000円余りの年収ベースで収入増というような今シミュレーションをしているところです。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  今はその程度にしますけど、そういう具体的な数字の資料がとりあえずあるようでしたら、見れるような形であれば、またいただきたいというふうに思います。  あと、75ページの職員採用試験経費に伴ってなんですけれども、国は就職氷河期世代の支援に関する行動計画2019を踏まえて、地方公共団体においても、受験資格の上限年齢の引き上げとか経歴不問の中途採用試験の実施など、対象者への周知も含めて氷河期世代の採用をふやせということで言っているわ件ですけど、この採用試験経費に伴って、伊賀市のそういったところの見直し等というのは来年度あるんでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  人事課長。 ○人事課長(森 健至君)  特に来年度について氷河期世代の方を対象にしたという取り組みはないんですけども、従来から社会経験枠という形で、例えば今年度でしたらちょっと年齢の高目の方、民間経験で5年以上お勤めいただいた方を対象に、そういった枠を設けて採用させていただいてるというようなことがございますので、恐らくその世代にはまる方々もそこへ受験をいただけるのではないかなというふうに思っております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  これについては、やっぱりいろいろとその時代で傷ついた方も含めて問題になってることがありますので、今の現状をお聞きはいたしました。来年、特に、国は財政措置とかもしているのではないかと思うんですけども、そういったことはないということでお聞きをしておきました。  あと、79ページなんですけども、窓口業務経費委託料の中で、マイナンバーカードの経費交付金等の予算が上がっているかと思います。歳入のほうからもそういった交付金がおりてきてるわけですけれども、特に、関連事務経費交付金2,018万円は前年度の当初予算1,090万円から大幅にふえているわけなんですけども、国も何とかマイナンバーカードを普及しようということで随分大きな目標値をつくっています。あと、マイナポイント制度開始が9月ということで、年度末までにこれだけということなんですけども、伊賀市の場合、こういったことにおいて、今の現状、来年度の目標というか普及計画というのは実際あるわなんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  戸籍住民課長。 ○戸籍住民課長(西口紀子君)  失礼いたします。  戸籍住民課、西口でございます。よろしくお願いいたします。  伊賀市におきまして、マイナンバーカードの普及を進めておりまして、令和元年6月にガバメントという目標を定めなさいという計画がなされまして、伊賀市といたしましても、カードの枚数をふやそうということで今現在も推進をしております。  そして、また令和4年度中にはほとんどの国民がマイナンバーカードをほぼ持っているという想定になっておりますので、それに向けてこれは予定なんですけれども、月に2,000枚を掲げております。目標にはほど遠いんですけれども、それに向けて実行しているところでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  これは国の計画も実行できるかどうかということで言われておりますよね。今も1,900万枚のような状況ですのでね。それは意見になりますので、現状だけお聞きはしておきます。  それから、131ページの自治振興経費の中の地区公民館建設費補助金で770万円が上がっています。一番身近な地区公民館というのは、高齢化も進んでいく中で、近所の集まる場としてはとても大事で、本当に各地区高齢化対応とかバリアフリー化対応などで申請なども上がっているのではないかと思うんですけれども、来年度は770万円の補助だと。これはバリアフリー化にするときと新築というのといろいろ補助の仕組みはあるんですけれども、申請件数と採択件数の比率、そして、来年度の予算で770万円にした根拠などを教えてほしいです。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  失礼いたします。  地域づくり推進課、東でございます。  御質問なんですけれども、770万円の内訳でございますが、新築1件500万円、増改築2件250万円、バリアフリー1件20万円というところでございます。この予算計上につきましては、昨年の夏ごろ各地域に要望などを頂戴しまして、それを取りまとめまして、そのままここに予算計上をさせていただいてるというところでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  会議の途中ですが、休憩とします。  再開は午後1時とします。         (午前 11時53分 休憩)         ―――――――――――――――         (午後  1時00分 再開) ○副委員長(上田宗久君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  第2款総務費の質疑から再開いたします。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  休憩前にお答えいただきました地区公民館建設費補助金なんですけども、内訳を具体的に件数でお示しいただきましたけれども、来年度どこの改修等をするのか教えていただきたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  引き続き失礼いたします。  予算計上させていただくための調査というところで御了承賜りたいと思います。  新築につきましては上野東町地区公民館、増改築、富岡区、上阿波区の2件、バリアフリー、東湯舟区というところでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ありがとうございます。  申請件数と採択比率は違うのかと思いましたけど、一応100%だということですので、周知がきちっと徹底できてるのかということですね。件数が大変多いですので、そこが心配なわけで、自治協を通して各地区公民館、各自治会のほうにそういったことをきちっとお知らせしていただくように、つまり、これは数がふえれば、それだけ予算枠はふえるという考え方でよろしいんですか。
    ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  御要望をいただいたときに現地のほうも行かせていただくんですけども、補助要綱等に合致しておれば、原則的には予算計上させていただきたいと思っておりますので、委員おっしゃっていただいたとおりの御見解かというふうに存じます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そしたら、最後ですけども、項目は109ページの多文化共生推進事業になって、ページは111ページの委託料の中で、多言語対応業務委託料というのがありますが、これは新規計上ですが、もう一度この中身について教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  市民生活課長。 ○市民生活課長(三根久美子君)  失礼します。  市民生活課、三根でございます。  多言語対応業務委託料ということなんですけども、こちらのほうは新規事業というか国のほうから外国人受入環境整備交付金ということで交付金が出てまいりましたので、それにあわせて電話通訳であるとか、テレビ通訳であるとか、そういうものを考えてるんですけども、いろんな窓口業務を拡充していくにあたってのそういう機器等の委託をするというような費用でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  いわゆる電話による多言語通訳サービスということで、私たちもお聞きはしたんですけど、つまりこれは国の交付金がおりてきたというか、国は進めているわけなんですけれども、一方で、外国人の行政情報とか生活情報の多言語化に対する経費、国が面倒見ますよと言ってるんですけども、研修を受けたときに、今後、外国人の方々の力というのは地域、それから地域の経済に大きな影響を及ぼして重要だという研修がありました。その中で、1つ大切なのは、通訳の存在が大事だというふうに言っておられて、どれだけきちっと通訳が配置されているかというのは大きな問題と。私も研修を受けてなるほどなと思ったんです。教育現場はもちろんそうなんですけれども、そういった意味では、今回、国は交付金を出すよと。それは人に対しての交付金も使えるのか。そういったことがもし使えるならば、来年度の予算には入ってるかどうかわかりませんが、通訳の充実等についてはどうお考えか教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  市民生活課長。 ○市民生活課長(三根久美子君)  失礼します。  今現在、ポルトガル語の通訳が2名、スペイン語の通訳が1名、中国語の通訳が1名、英語の通訳が1名ということで対応させていただいております。もちろん通訳さんが多いほうがいいとは思うんですけども、ただ、当市に関しましては、多言語にも対応していかなくてはならないというようなことがございますので、その対応にとなるとなかなか通訳さんというのは難しいので、電話で通訳であるとか三者間通話ですね。そういうのも利用して通訳であったり、翻訳であったりに対応させていただきたいなと考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  最後にしておきますけど、やっぱり地域住民の方々の中にも、協力を得ていくというかそういったことがあったらいいなとは思うわけですね。もちろん職員として働いていただく以上はいろんな条件が必要かと思いますけども、一方で、地域の中でそういった人材を育成していくというようなことですね。そういったことに協力してもらうこともぜひ事業としてはやっていただきたいと思うんですけども、最後にごめんなさい。もう一言だけお願いします。 ○副委員長(上田宗久君)  市民生活課長。 ○市民生活課長(三根久美子君)  そういうことももちろん大切だと思います。またもう一方で、優しい日本語ということで、日本語の使い方というか優しく日本語を話しすることによって理解される外国人さんというのも多いと聞いておりますので、優しい日本語講座を今年度からですけども、徐々に始めさせていただいておりますので、そちらのほうも皆さん御理解いただければいいのかなと考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  企画費の中なんですけれども、95ページの一番上になります。地域人材育成支援業務委託料2,701万9,000円、これの中身を教えていただけますか。 ○副委員長(上田宗久君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(月井敦子君)  総合政策課の月井でございます。  地域人材育成支援業務委託料の内訳でございますが、委託料としては4つございまして、1つにはIGABITO(伊賀びと)育成促進事業、主に高校連携の分でございます。こちらが1,092万3,000円。それから、若者会議の活動支援の委託料といたしまして1,475万1,000円。それから、情報発信の人材育成といいまして、今回初めてなんですけれども、ライティング講座、主に若者を対象といたしまして、記事を書いて発信するそういう講座をしたいと思っております。それが46万1,450円。それから、IGABITO(伊賀びと)データベースの委託料が88万2,750円でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  新しい事業もここに入ってるということなんですけども、ライティングと言ってくれたところがありますよね。そこをもうちょっと詳しく教えてもらえますか。 ○副委員長(上田宗久君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(月井敦子君)  一応、今のところ40代、50代ぐらいまでの方を対象と考えているんですけれども、主に若者会議のメンバーも入っていただくんですが、あと市外の方にも参加していただきまして、例えば定住自立圏の圏域であったりとか、今考えてますのは、京都府、京都市近郊であったりとか、そちらの方を対象としまして、大体15名程度の方なんですけれども、伊賀をベースに来ていただいて、そこで伊賀のことを地域の方と交流しながら伊賀のことを発信していただく記事を書いていただく。その記事の添削であったりそういう人材を育成したいと考えております。また、受講していただいた方には、伊賀市を紹介していただくチラシのようなものをつくっていただきまして、ふるさと納税であったりそういうのに活用したいと思っております。 ○副委員長(上田宗久君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  結構な金額がついているので、やっぱりしっかりここは効果が出るようにと思います。  もう1つだけ、この同じページの下のほうですけれども、ふるさと納税包括プラン業務委託料、ここも結構な金額、8,711万円がついてるんですけれども、これは返礼品とか入っていない業務の委託だけですか。 ○副委員長(上田宗久君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(月井敦子君)  集金額の約3割は返礼品でございますので、このうちに入っております。返礼品プラス寄附金額の12から14%ぐらいの委託料になっております。 ○副委員長(上田宗久君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  わかりました。ありがとうございます。 ○副委員長(上田宗久君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  1点だけお聞かせください。  131ページの地域絆づくり補助金のことに関してなんですけども、複数の住民自治協議会が連携しという形のことなんですけども、他自治体と連携するということは想定されてますか。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  失礼いたします。東と申します。  自治体というところでは今のところ想定していませんが、市内の住民自治協議会同士の連携と、それから定住自立圏の構成町村にある自治会とか地域自治組織と私ども伊賀市の市内の住民自治協議会の連携というのは、この事業の想定というところとなっております。 ○副委員長(上田宗久君)  西口委員。 ○委員(西口和成君)  定住自立圏構想を伊賀市が推進している中で、その中の自治会と連携できるという話なんですけど、これは協定内でもそういったことがうたわれてるということでよろしいですか。定住自立圏を結ばれている自治体との協定を結んでいるじゃないですか。その中では、そういったこととうたわれてるということの認識の中での運用ということでいいですか。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  今おっしゃられたことにつきましては、協定の中身には入っておらないというふうに認識しています。 ○副委員長(上田宗久君)  宮ア委員。 ○委員(宮ア栄樹君)  2点ございます。  まず1つが、101ページの空き家対策についてなんですが、空き家等除去費補助金というのが、特定空き家等の除去の経費を補助するという補助金があるかと思うんですけど、これがどこに含まれているのかということと。あと、来年度の目標件数があれば教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  空き家対策室長。 ○空き家対策室長(森口浩司君)  失礼します。  空き家対策室、森口です。  お尋ねの空き家除去補助金につきましては、103ページの負担金補助及び交付金の中にございます。  内訳につきましては、空き家費の除去補助金ということで、特定空き家で周囲に悪影響が出てるような建物について、最大50万円を補助するものでありいます。  来年度につきましては、10件分で合計500万円ということで想定しております。 ○副委員長(上田宗久君)  宮ア委員。 ○委員(宮ア栄樹君)  ありがとうございます。  この補助金制度は、なかなか周知がされていないような気もしますけど、来年度はどういうふうに市民の方に対して周知していくかということを伺います。 ○副委員長(上田宗久君)  空き家対策室長。
    ○空き家対策室長(森口浩司君)  失礼します。  除去補助金につきましては、50万円ということで、この補助金を活用して市民の皆さんに少しでも除去費、1軒解体したら200万円、300万円以上かかるという中で、これをしっかり周知していく必要があります。ことしの2月の広報でも特定空き家の除去の必要性、所有者の責任というところで広報のほうをしております。来年度についても広報、それからケーブルテレビ等を通じて、また空き家相談会等々でこの補助金もPRしていきたいと思っております。 ○副委員長(上田宗久君)  宮ア委員。 ○委員(宮ア栄樹君)  ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  もう1点が、93ページの地方創生推進事業の中で、次の95ページに行きますと、先ほど川上委員からもありましたが、地域人材育成支援業務委託料で、この中で若者会議の予算が1,475万1,000円ということでしたが、もう少し詳細を教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(月井敦子君)  若者会議につきましては、平成30年9月に発足したんですけれども、この3月で第1期のメンバーが終了いたします。今、第2期のメンバーの募集を行っておりまして、また新たな活動をさせていただくんですけれども、若者会議は初めての組織でございましたので、私どもも運営の仕方などを手探り状態でいろいろやってきたんですが、次回からは、もう少ししっかりとしたIGABITO(伊賀びと)を発掘して、育成して、活躍させるという仕組みづくりをしっかりさせたいと思っております。それで、次のステップに行くような運営であったり、そういうのをプロポーザル方式で業者も委託先を検討したいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  宮ア委員。 ○委員(宮ア栄樹君)  プロポーザルに変えられるということなんですけど、これまで2年されて、総合政策課の職員さんのスキルというのもある程度高まってきてると思うんですが、職員さんにやってもらうということも考える必要があるのかなと思うんです。コンサルに頼んでやる必要性があるのかというところを改めて確認したいんですけれども。 ○副委員長(上田宗久君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(月井敦子君)  これまでからも業務委託はしているんですけれども、職員が全く何もしなかったわけではございません。委託業者と話し合いをしながらどうやって進めていったらいいかというのを一緒に話ししながら進めては来ておりました。活動にも全てかかわっては来ております。ただ、若者会議自体が今まで職員だけがするにはスキル的に限界があるといいますか。今回、プロポーザルをさせていただきましたのも、やっぱり人材育成であったり、NPO的な市民活動を活発化させるようなそういうスキルもできたら頂戴したいなと思いまして、プロポーザルをさせていただきました。 ○副委員長(上田宗久君)  宮ア委員。 ○委員(宮ア栄樹君)  わかりました。  どこまでコンサルに頼んで、どこが職員さんがやるのかということも精査をしていただきたいなと思います。  終わります。 ○副委員長(上田宗久君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  113ページの文化施設維持管理経費の伊賀市ミュージアム青山讃頌舎指定管理料582万6,000円、今回計上されています。この指定管理につきましては、議案上程されております。1つお聞きしたのは、582万6,000円の指定管理料は入館料ですね。その収入を見込んでの指定管理料なのか。その辺をちょっと教えていただけますか。 ○副委員長(上田宗久君)  企画振興部次長。 ○企画振興部次長(文化交流、スポーツ振興、国体推進担当)(滝川博美君)  失礼いたします。  企画振興部、滝川でございます。よろしくお願いいたします。  全体的な必要経費等勘案いたしまして、入館料等も算定させていただいて、その差し引きをさせていただいた金額でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  当初、300円の入館料、最初1,500人でしたか。それが6,000人になって、最終は1万人ぐらいになるということでのたしか見込みだったと思うんですね。例えば見込み違いがあったではならんことですけれども、例えば収入が少なくなった場合は、市として補填をされるというお考えでございますか。いかがですか。 ○副委員長(上田宗久君)  企画振興部次長。 ○企画振興部次長(文化交流、スポーツ振興、国体推進担当)(滝川博美君)  収入が少なくなるとともに、どうしても支出のほうも減ってくると思っております。ですので、指定管理料としての補填というのは今のところ考えてございません。ただ、指定管理者さんが収入増に向けての努力はしっかりしていただくことと、市としてもともに入客者を多く迎えられるような努力はしっかりとしていきたいというふうに考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  これまた常任委員会のほうで議論をさせていただきますけれども、やはり過去の考え方からしたら、例えば市が持ってる温泉施設についても収入が減った。市の負担があるわけですから、そういうことも私はおそれがあるのかなということで質問させていただきました。  結構です。ありがとうございました。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  森川委員。 ○委員(森川 徹君)  森川です。  私も131ページ、地域絆づくり補助金、これは恐らく去年度まで地区振興経費とされていたものだと思うんです。そもそも名前を変えた理由というのをまずはお伺いしたいんですけれども。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  失礼いたします。東でございます。  この補助金の創出の趣旨自体は、事前に自主概要書ということでお手元に配付のほうをさせていただいておりますが、目的といたしましては、互助・共助というのはコミュニティーからという教訓を踏まえというところで、今後の地域福祉、地域防災、地域を支える絆をはぐくむというようなことを主な目的として新たに創設したというような仕組みとなっております。  委員がおっしゃるように、今年度まで地区振興補助金というのがあって、各合併前の市町村の枠組みでもって、それぞれ予算が配分されていたというようなところで事業がされていたというような実態でございます。  今回の事業につきましては、各地域で行われていた事業が、やはり今申し上げました趣旨のとおり、コミュニティーが非常に有用であるということから、各地域で行われている事業もこの補助金の対象にすることによって、地域での活動を継続していただきたい。そのことによって地域の絆を構築する。あるいはまたより強固なものにするというようなことで組み直したと。そういうようなことでお考えくださればというふうに思っております。 ○副委員長(上田宗久君)  森川委員。 ○委員(森川 徹君)  要するに、今まで各旧郡部だったりとかでお祭ごととかに使われてた。予算的にはほぼ変わりないんです。去年も1,000万円ぐらいついてたんですね。地区振興補助金というのがね。だから、これを、要するに、各地区にばらまくというのをやめて、要するに申請していただいて、いろんなことに使っていただくという認識なんでしょうか。どうなんでしょう。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  委員も御認識のとおり、地区振興補助金につきましても補助金ですので、申請があって実績報告というのが一連のスキームがあったというふうなことも御承知のとおりかと思います。そして、私どもで特にこの事業に取り組むというようなところにつきましては、先ほど申したように、やはり事業支援というのを前面に出させていただきまして、制度の構築をさせていただいたと。そのような趣旨でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  森川委員。 ○委員(森川 徹君)  これを今まで使ってたものに使えるのかどうかというのも、これから自治協さん自体が検証をしながら、こういう補助金を有効に恐らく使っていくんだろうと思うんですけれども、祭りごとだけではなくて、先ほど課長おっしゃったように、例えば防災だったりとかそういったことにもつかえるということで認識をさせていただいて、それをどういった形で今までのように地域づくり、地域おこし、そういったことに使ってくださいねみたいな、有効活用みたいな、ことし1年目ですから、どういうふうな形で使われるかというのをまだこれから自治協さんがそれぞれに考えることだろうと思うんですけれども、そういったことも監督をしていただきながら有効に地域絆づくり補助金ですか。いい名前ですから、絆っていい名前ですし、それを有効に各自治協さんが、まさに無駄遣いではなくて、これをしっかりと地域づくり、地域おこしのために使えるということをお願いをしておきます。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  済みません、どこで聞かせてもらおうかなというのがわからなくて、もし違ったら申しわけないんですけども、財政状況ですね。予算編成にあたって、そういった資料をいただいてそれを見させていただくと、財政状況の中の財政の健全化判断比率の中で、将来負担比率であったり経常収支比率、伊賀市は類似の自治体と比べてこのあたりの数字が余りよくないというふうなことを教えていただいております。  また、中期財政見通しでは、今後、伊賀市は、歳出が歳入を上回って厳しい財政運営を強いられるというふうなことをお示しいただいてるんですけども、今回の令和2年のこの予算編成によって、そういった状況がどのような方向になっていくのか。いろんな将来負担比率であったり経常収支比率がいい方向になっているような予算編成になっているのか教えていただきたいです。 ○副委員長(上田宗久君)  財政課長。 ○財政課長(風隼徳彰君)  失礼します。財政課、風隼です。  お尋ねの内容につきましては、特に性質別の予算を提示して説明させていただきますと、予算全体につきましては425億9,132万6,000円という、令和元年度当初予算よりも20億円ばかり縮小した予算となっております。これは財政見通しの中で、収入がこれから減っていくだろうというところも見ながら、予算の目標としては410億円台を目指して編成してまいりました。ただし、浄化センターの工事が1年ずれたとかそういう意見もありまして、希望をしていました410億円台にはなりませんでしたけども、いろんな要因を踏まえて426億円台の一般会計の予算となっております。ただし、おっしゃいますように、今回、会計年度任用職員の制度の導入とか退職金の増もございまして、人件費全体につきましては、前年度と比較しまして3%ぐらいふえております。ただし、義務的経費を構成します扶助費につきましては、高齢者人口の減とか少子化もありまして、全体の扶助費としては少しマイナスとなっております。  あと、もう1つの要素になります公債費、借金の返済でございますけども、ここにつきましては、当初合併特例債でお借りをしておりました起債の償還も進んでまいってますので、令和元年度と令和2年度を比較しますと、マイナス0.4%ぐらいということで、これも少しずつですけども公債費のほうを下げていきたいなというところで、このあたりを下げていくことによって、将来負担比率についても下げていかなければならないのかなとは思っております。ただし、先ほど申し上げましたとおり、義務的経費の割合が令和元年度と令和2年度を比較しますと、3%ぐらい伸びておりますので、先ほどおっしゃいました経常収支比率が少し悪くなるのかなという心配もしておりますので、今後も引き続きまして義務的経費の経費を削減しつつ、それを投資的経費に回していければなと考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  今この予算ベースでは、なかなか言いにくい部分もあるかと思いますけれど、またそういった財務の指標については、随時お示しをいただきたいんですけれども、あと、もう1点、基金ですね。ことしこの予算に関しては、今までにないぐらい大幅な基金を取り崩すというふうな形になっておりますけれども、150億円ぐらいある基金ですね。次年度に当たっては21億円弱ぐらい取り崩すということですけど、この基金取り崩しに関して何か一定の考え方というのはあるんですか。ことしに限ってはこれだけ取り崩しましたというようなことなんでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  財政課長。 ○財政課長(風隼徳彰君)  基金充当でございます。財政調整基金につきましては、基本的には10億円前後で、今まで9億円で来ておりましたので、できれば10億円以内で抑えたいということで予算編成に努めてまいりましたが、少し今回につきましては外れてはおります。  あと、他の目的基金につきましては、事業の内容等を踏まえながら、適切な事業にその基金の目的にあったということで充当させてもらっておりますが、市税等の一般収入が減ってきますと、どうしても基金に頼らざるを得ないというところはございます。 ○副委員長(上田宗久君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  わかりました。  済みません。ちょっと詳細に入るんですけれども、71ページの庁舎管理経費の中で委託料、PCB含有調査業務委託料と、85ページにも私有財産管理経費の中で、PCBの処理委託料66万9,000円ということで上がってるんですけれども、これは何か市有財産であったり庁舎、保有財産の中でそういった問題があって、今回この新規で上げられたということなんですか。
    ○副委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(越村憲一君)  失礼します。  管財課の越村です。よろしくお願いします。  お尋ねのPCB処理委託料につきましては、これまでPCBのほうを集めさせていただいて、そちらをためておりまして、その時期が来ましたら処理をするというふうな契約になっておりますので、その分の市有財産経費と庁舎管理の経費の旧庁舎の分とかその辺の経費になっております。 ○副委員長(上田宗久君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  つまり、どこどこで問題があったとかというわけではなくて、今まで出てためていた部分を処理するというようなことで理解をさせていただきます。  続いてなんですけれども、99ページ、伊賀鉄道活性化促進事業の中で、一番下から2つ目の負担金の中の交通施設バリアフリー化事業補助金220万円、こちらについて内容をお示しいただきたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(福岡秀明君)  失礼します。  交通政策課、福岡でございます。  こちらの補助金につきましては、今、国の方針で、3,000人を超える駅につきましてバリアフリー化を図るという施策で進んでいるところでございます。この内容につきましては、近畿日本鉄道が伊賀神戸の駅、1日3,000人以上の乗降客がございますので、そちらのほうに多機能トイレの整備を行いたいという申し出がございました。国・県に枠の申請を行っているところでございまして、来年度、国・県が予算化されることであれば、当市としても執行していきたいというふうに考えているところでございます。  国の補助率につきましては3分の1、県・市が6分の1ずつでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  そうした補助金を使ってということなんですけど、最終的に設置自体はいつになるんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(福岡秀明君)  設置は、来年度の工事を予定しているところでございます ○副委員長(上田宗久君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  わかりました。  131ページ、住民自治協議会推進経費で、まず、キラッと輝け!地域応援補助金、今年度から導入して、同じような形で計上していただいてるんですけども、今回の補正予算でも大幅に減額補正、大体4割ぐらい減額補正をされておりました。今年度の執行は思ったほど余り集まらなかったのかなと思うんですけれども、そういった反省を踏まえて、これをもっと採択してもらうとか、申請してもらうとか、そういったことに向けての考え方とか施策がありましたら教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  失礼します。東でございます。  今年度につきましては、制度初年度ということでさまざまな御意見、皆様方からも頂戴しているところでございます。  来年度なんですけれども、年度当初から活動をしていただけるようにということで、令和元年度中に審査の申請をいただきまして、そこで審査をまず年度内にさせていただいて、年度当初から活動を始めていただけるというような例規改正等を行ってまいりました。そのことに伴いまして、早い時期に各住民自治協議会のほうに令和2年度の事業の要望につきまして、申請につきましての御連絡をさせていただいたと。大きな変更点につきましては、今申し上げたようなところを変更させていただいたところでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  執行状況というのはどんな感じだったんですか。申請は何件で、どれぐらい抑えたりしましたというのは。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  申請につきましては、12自治協頂戴しております。  ちょっとお待ちくださいませ。 ○副委員長(上田宗久君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  それについては、また後からでも結構ですので、教えていただきたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  申し上げます。  今年度につきましては、1次募集、2次募集を行いまして、1次募集では11団体、2次募集では1団体というような結果でございました。 ○副委員長(上田宗久君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  追加の募集をしても1件しか申請がなかったということですので、やはりもう少し枠組み自体しっかり運用面で変えられるところは変えていただきたいなと思うんですけれども。  済みません。先ほど続きですけども、地域絆づくり補助金ですね。ほかの委員さんからも質問がある中で、資料もいただいてて、枠自体は例年と同様ぐらいだということなんですけれども、自治協間の連携であったり、定住自立圏対象の自治会のような団体との連携ということなんですけれども、例えば伊賀市内の自治協だったら、近隣の自治協との連携というのはまだ想像しやすいんですけれども、定住自立圏、要はお隣の違う自治体の自治会と連携するというと、やはり自治協だけでそれを進めていくとなると、なかなかハードルが高いのかなというふうに思うんですけれども、そういったそことのつなぎ役とか、向こうの自治体からも呼びかけてくれないとか、そういったサポートとかそういうことが考えていらっしゃいますか。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  失礼いたします。  実際に、ちょっと私も詳細につきましては、はっきりと承知していないんですけども、圏域を越えた自治会等とのおつき合いというのは昔からあったというようなことで、スポーツ大会等の開催がされているといったような事例も聞かせていただいてるところでございます。  それから、定住自立圏の構成の町村の自治会等からの呼びかけというふうな部分では、この申請をいただく団体は連携団体というふうにこの制度で名づけたんですけども、その中で幹事的な役割をする団体、これは市内の住民自治協議会が補助申請等を一切行うということで、代表自治協、このようなことがお決めいただく必要がございます。ですので、やはり一義的には市内の住民自治協議会が音頭をとっていただいて、一緒にやらないかというようなお声かけというようなそういう方向性のほうでお考えいただくというような形になるのかなというふうに私は思っております。 ○副委員長(上田宗久君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  担当課として、予算計上をしていることですので、しっかり答えていただきたいんですけれども、声かけ自体はもちろん主体となる自治協がするのは間違いないと思うんですけれども、なかなか違う自治体の自治会であったりそういう団体に声をかけるというのは今までやってこなかったようなことですね。そのあたりについてのサポートについての考え方ということで聞かせていただいたんですけれども、どうぞ、答弁ください。 ○副委員長(上田宗久君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(月井敦子君)  失礼いたします。  定住自立圏につきましては、圏域の自治体で現在の推進協議会というのをつくっておりまして、その幹事会では、それぞれの自治体の担当の職員なども来ておりますので、この補助金の予算を認めていただきましたら、その周知も兼ねまして、できたらそれぞれの自治体の中でサポートができるような体制もつくっていきたいと考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  それを聞いて安心をさせていただきました。  あと、イメージなんですけども、例えばイベントとして祭りみたいなことをやってます。ほかの団体と連携するということの定義なんですけども、例えば祭りにその自治会なり団体さんが出店するとか、ブースを出すとか、そういうことではないんですかね。連携というものの定義というのがいまいち説明の資料だけでは理解できないんですけど、いかがですか。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  失礼いたします。  今委員がおっしゃってくださったように、催し物での出店等についてやっていただくというところ、それから、行事をしていただくというところについては、スタッフが当然出て、準備から当日の運営、片づけというようなところも当然出てくるというところでございますので、それぞれの連携される団体がそれぞれのスタッフとして出てくださって運営をしていただく。また、補助事業でございますので、自己資金の部分の出資の状況等につきましても、そういう事実があるかどうかというようなことが連携の定義というようなところ、直接なってくるかなというふうに考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  市川委員。 ○委員(市川岳人君)  なかなかやはりわかりにくい。まして、自治協さんにこれから説明に来年度以降回ってくれるとは思うんですけれども、やはり具体例であったり、こういったことがいい例ですよねというような例示が幾つかあって、そういう誘導をしていく。キラッと輝けのほうも、やはり課題があって、事業自体はいいことですので、どんどんやっていただきたいので、その中身をしっかり理解してもらった上で申請をちゃんとしていただけるような形をお願いするのは別のは別なんですけども、考えていただきたいと思います。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  済みません。小さいことをお尋ねしますので、お願いいたします。  庁舎管理費で、71ページのところなんです。委託料の下から4番目、草刈業務委託料7万7,000円でございますけれども、これはどんな予算措置なんでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  伊賀支所振興課長。 ○伊賀支所振興課長(前川一幸君)  伊賀支所振興課長、前川でございます。  先ほど議員さんの7万7,000円ですけども、伊賀支所及び伊賀支所周辺の草刈りの清掃業務委託料でございます。
    ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  総務費を全体に拝見すると、件数で5件、金額で762万4,000円。これは発注形式はどのような予算の執行形式をとるんだろう。 ○副委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(越村憲一君)  済みません。ちょっと理解が悪くて、もう一度済みません。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  総務費で5件の草刈業務委託料が計上されております。金額にすると762万4,000円です。それぞれのところに記載されているんですけれども、どのような発注形態をとるんだろうかということ。例えば、今は71ページでしたけど、2件目は85ページ、3件目は87ページ、4件目は99ページ、5件目は105ページにそれぞれ記載されている。どういうふうな発注形式で草刈業務を委託されるのかお尋ねします。 ○副委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(越村憲一君)  失礼します。  管財課の越村です。  議員お尋ねの草刈業務委託費の発注形式でございます。主にシルバー人材センターに対する発注というふうな形になっております。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  主にというのはどういうことですか。 ○副委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(越村憲一君)  失礼しました。  シルバー人材センターへの委託でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  そうすると、762万4,000円を一括してシルバー人材センターと委託をされるということなのか。762万4,000円を設定金額として見積もり合わせ、もしくは随意契約でまとめてシルバー人材センターに発注されるということですか。 ○副委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(越村憲一君)  失礼します。  管財課の越村です。  一括発注ではなく、それぞれの本庁分、それから支所分、それから各市有地の草刈りということで、それぞれの金額の積み上げになってございますので、それぞれでそれぞれの金額の発注ということで、シルバー人材センターのほうに委託しているような状況でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  何年か前の決算委員会で、余り次の時代に残すとか生産性のある実は仕事ではないと。草刈りをして、例えば交差点何かで見通しをよくするということもあったり、各庁舎等の見ばえをよくするということなんだけど、毎年毎年、草刈管理委託業務が計上されていて、それで少しでも安くする方法というのを検討しなさいということで検討しますということになっている。また、後にもう1つお伺いしますけれども、これもエレベーターの保守点検業務と全く一緒であって、では、1件1件発注することによる行政コスト、いやいや、まとめて発注することによる行政コスト、全くここでは読み取れない。そのあたりは行革の担当の方どうなんだろう。どこ、行革の担当は。総務にいるでしょ。行革。 ○副委員長(上田宗久君)  行財政改革推進課長。 ○行財政改革推進課長(三根秀徳君)  行財政改革推進課の三根です。よろしくお願いいたします。  質問のほう後ろで聞かせてもらってて、ちょっとわかりにくかったので、もう一度済みませんがお願いしたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  失礼な話だな。  エレベーターの保守点検業務をまとめて発注しなさいね。そのほうが行政コスト安くなるでしょうねという話は決算委員会でもしてる。同じく草刈業務をいかに安くする方法があるのではないか。検討してくれということで申し上げてる。行政改革の立場から言ったら、今この予算が計上されているけれども、全く無駄なように思うけども、いかがでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  行政改革推進課長。 ○行財政改革推進課長(三根秀徳君)  失礼いたします。  議員おっしゃるように、一定まとめて発注するとかそういう方法でこれからしていくほうがよいかと考えます。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  では、先ほどのお話と矛盾するじゃないか。一つ一つをシルバー人材センターに委託をする。そこには現場現場全部乗っての話なんだな。まとめて委託することによって、たとえ現場経費でも安くなるのではないか。今回この予算書で、草刈管理委託業務として載ってたのが32件、合計が1億1,400万円余り。皆さん方は、結構、ルーズに無駄遣いの先導をしてるんじゃないの。これは誰に聞いたらいいの。では、この32件、1億1,400万円余り、これを一括発注するの。どうされるの。行革か。行革に横串ささっているのか。行革はそれをチェックしたの。この予算を編成する際に、決算委員会で幾度もなく幾度もなく言われてることを、ちゃんと横串でチェックして、こことここはまとめろとか。草刈りなんて専門家にどうやったら草刈りを減らしていけるかという検討はされてるの。行革の立場はどうなの。 ○副委員長(上田宗久君)  行政改革推進課長。 ○行財政改革推進課長(三根秀徳君)  議員おっしゃられてる行革の立場で本年度の予算の検証ですが、先ほど言っていただいたいろんな関係機関、詳しいところに依頼をかけるとかそういった詳細を詰めてまで考えるという、そこまで検証しているということでは、そういうことはしておりませんでした。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  では、エレベーターの保守点検業務はいかがですか。 ○副委員長(上田宗久君)  行政改革推進課長。 ○行財政改革推進課長(三根秀徳君)  そのお話につきましては、管財課のほうからでも今度協議をするというお話がありましたので、それには参加させていただこうというふうに思っていました。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  では、それをこの予算書でどういうようにとったらいいの。ばらばらに記載されているよ。 ○副委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(越村憲一君)  失礼します。  管財課の越村です。  エレベーター、それから自動ドアにつきましては、行財政改革推進課と連携しまして、それぞれの契約をしている契約の内容を契約監理と協力をして調べさせていただきまして、各所管課の課長なり担当者、それから行革、管財課が入りまして、これからそういう包括的な管理委託に向けて少しずつしていかなければならないねという話をさせていただきました。エレベーターにつきましては、その当時、金額が大きいとか債務負担の問題がありましたので、それぞれの所管課において公募なり一般競争のエレベーターについてはそういう所管課において措置をすると。それから、自動ドアにつきましては、集めた結果、一括で一度一般公募なりしていくような方向で現在行革の課と連携して考えていく予定でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  要は、本年度もしなかったということ。ごめんなさい。次年度の予算編成に十分生かしてなかったということなんだな。  今回のこの予算編成方針で、市長が本会議の冒頭に無駄のない財政運営をするんだと。市民目線で行政を進展さすんだということをおっしゃった。私たちは、決算委員会からこの予算委員会につなげるという話の中で、常に指摘をしてきていること。それが全く生かされてないということは、一体からこの予算を私たちにどういうふうに審査し、認めよというんだろうか。総務部長かな。財政部長か。 ○副委員長(上田宗久君)  財務部長。 ○財務部長(百田光礼君)  今、田中議員がおっしゃるように、予算としては各課で要求してますので、いろんなところに予算は上がってると思います。  しかしながら、それをできるだけまとめれるだけまとめて発注するという方向で考えていきたいと考えております。  特に草刈なんかは、車の往来が多いところであれば、当然シルバーさんなんかは対応できませんし、専門のそういう業者さんにお任せしなければならない部分もあります。それで、自治会でやっていただいてるところもありますし、いろんなやってくださってる方がいらっしゃいますので、その辺をしっかりと仕分けた上で発注するということになります。  ただ、人材センターについては、地方自治法で随意契約が認められた団体ですので、その分についてはそういう競争性というのは働かないのではないかなと考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  市税がマイナス0.9%、歳入が4.7%、いわゆるちょっと小さくなる予算だということ。扶助費さえマイナスになっている。投資的経費、つまり道路を直したりとか、側溝を直したりする予算なんかは、去年の令和元年度から40%減らされている。人件費だけは10%上がっていて、そうしたら、皆さん方、こんな細かい話かわかりませんけれども、小さいところへ気配り、目配りして、無駄のない財政運営というならわかる。私たちは、この市役所庁舎の中で、特別会議室と呼んでる秘密の場所があります。そこでよく職員さんと意見交換をさせていただくんです。その特別会議室で平たい意見交換をさせていただいたときに、地をはう草、例えばシバザクラ、あんなんを植えとけば、びゅっと草は伸び立ってちょっと背が低いというんですよ。そうすると、今、財務部長がおっしゃっていただいたように、交差点の危ないところなんかは、それを張りつけていけば、実は草刈りの経費がことしはひょっとしたらイニシャルは高いかもわからん。しかし、次年度、その次というと、ずっとたどっていけば例えば5年間で見たときに安くなるかわからん。こういうことはなぜ検討されないのか。だから、まとめて発注とかいうことではなくて、草刈業務をいかに小さくしていくかということを考えてくれないと全く審議にならないよ。で、民間の工場なんかでもそういうふうにされてるのもう既に。そういう情報すら皆さん方に届いてないということは、非常に不愉快であります。再考願いたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。
    ○委員(安本美栄子君)  幾つかお尋ねをしてまいりたいと思います。  まず1点目、66、67ページ、総務管理の人件費について1点確認をさせていただきたいと思います。  先ほど同僚議員の質問に対して答弁では、臨時職員さん、会計年度にこの4月から変わってまいります。そのことで国が言われて、結果的に臨時職員さんの身分保障につながるものですから、とても重要なことであります。そのことで1億7,600何がしかの増になったというような話でございました。この会計年度の任用につきましては、これは国からの補助的な要素があるんですよね。違いますか。国からこれに対する支援があるのかないのか。ちょっとその辺を教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  財政課長。 ○財政課長(風隼徳彰君)  財政課、風隼でございます。  令和2年度の普通交付税の算定の中に、一部会計年度任用職員の期末手当につきましては算定の中に入れるということで計画を行っております。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  それは例えばざっくりでいいです。1億7,600万円ぐらいの増に対して交付税措置はどの程度の措置になるのか。もしかして概算これぐらいだけででいいんですが、わかるようでしたらお願いしたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  財政課長。 ○財政課長(風隼徳彰君)  あくまでも試算の段階ですので、ここで数字を申し上げるほどの精度はございませんので、また個別にお話させていただきます。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  何でここで聞くかというたら、国は結果的に臨時職員さんにとってはいいんですよね。ただしっかりと税も払っていただく身分保障をしたのであります。これはやがて背番号制のところへ続くようしむけているのであります。ですから、このことによってどの程度、10%ぐらいだったらそれでいいのかなという思いもあります。どの程度、国が支援してくれるのかなということが少し気になります。国が言ってるから、あげてあげてはいどうぞというわけにはまいりませんので、やっぱり根拠と支援というものがしっかりと我々議会も把握しておきたいなという思いがありましてお尋ねしましたが、後ほど課長から伺いたいと思います。  それから、次です。  76、77ページです。  人権・同和研修経費461万1,000円というのが上がっております。今さらこんなことを聞くのはちょっとおかしいんですけれども、委託料の中で研修委託料、これは理解できます。報告書作成業務委託料112万1,000円というのが上がっているんですが、これは誰がどこへ出すための内容、つくる者なのか。ちょっと再認識をしたいと思いますので、その説明をお願いいたします。 ○副委員長(上田宗久君)  人事課長。 ○人事課長(森 健至君)  人事課、森でございます。  人権・同和問題に関する伊賀市職員の意識実態調査ということで、今、職員対象の人権・同和問題研修の取り組み方針ということで、現在、人権・同和問題研修方針というのを策定しております。これが来年度をもちまして、一旦、方針の期間を満了するということで、再度新たな研修方針を立てるに当たりまして、人権・同和問題に関する職員の意識実態調査ということで、これを実施するための委託料ということでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  職員さんの意識の実態調査ですよね。これを委託してるわけですよね。自分のところの職員の意識調査をするのに、部外に委託をしているということですか。では、委託先をお願いします。 ○副委員長(上田宗久君)  人事課長。 ○人事課長(森 健至君)  失礼します。  精密な調査を行うということで、これは前回もそうだったんでございますけども、一応今回も公益財団法人反差別・人権研究所みえというところに見積もりのほうをとらせていただいております。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  いつも上がってるので、今さら聞くのはおかしいというのを私は申し上げたんですけれども、これってね。民間だったら、社内の意識調査を部外の人にわざわざ頼むというようなことはあり得ないんですよ。これ、民間感覚から言ったら、自分たちの職員の考え方ぐらいそれぞれのセクションでしっかりと調べることができないのかな。それは通常の業務に支障を来すほど、それほど精密で重大で専門性が必要とする調査なのかというところに疑問なんですが、これはずっと以前からやっているから、前例踏襲だから今回もやったという考え方にほかならないと思いますが、そうですよね。 ○副委員長(上田宗久君)  人事課長。 ○人事課長(森 健至君)  前回調査からの連続性といいますか前回との比較、そういったものを行っても行きたいというふうに考えておりまして、委託ということで考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  先ほども同僚議員がおっしゃったように、前年度から引き継がなければならない継続性のものもたくさんあります。そして、どこかの組織にお願いしなければならない専門性、極めて重要な専門性も必要な場合もありますでしょう。でもね。人権の意識調査、自分たちの職場の人たち、それもそれぞれのセクションによっては、いつもいつも一緒に仕事をしている人たちの思いやその考え方というのは、独自でやってもいいじゃないですかというような思いがあります。令和2年度で終わりというようなことを伺ったので、これはこれとしておきますけれども、全てのところにおいて前例踏襲が大好きな行政さんですが、やっぱり立ちどまって、こんなの自分でできるよね。こんなのそれぞれの課でできるよねというような思いもあると思いますので、しっかりと上下右左を見ながら考えていただいて、予算をつけてほしいなというような思いがありますので、今さらのことのようにこれを伺いました。  続きまして、80ページ、81ページの文書広報費の中で、広報作成業務経費で1,688万9,000円、3万5,600部の印刷物なんですが、広報です。この中で、広報を住民の皆さん方に直送しておりますよね。この直送分は通信運搬費128万6,000円に入るのかどうかはわかりませんが、全人口のどの程度が広報の直送分になるのか。わかればお示しいただきたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  広聴情報課長。 ○広聴情報課長(一路勝巳君)  広聴情報課の一路でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  広報いが市の直送分ですけれども、約1,400部を郵送で送らさせていただいております。一部まとめて送らせていただいていおりますので、通数といたしましては約1,000通ということでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  今まで毎月2回ですよね。1年分1,000部郵送してたわけなんですよね。これは最終的には自治協を通して自治会さんにお願いをしている部分で、もちろんお支払いをしながらやってるわけなんです。任意の団体ですから、あなたは入ってくださいよねと言えない立場にありますけれども、ずっとこのままこういうことを続けていくわけにはいきません。やっぱり住民の皆さん方にも協力をしていただく部分があるんですけれども、こういうふうなことはやっぱり地域のほうの企画のほうとも、広報さんともいろんな横串の中で議論をされているというようなことはありませんか。ずっとこのまま続ける制度でしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  広聴情報課長。 ○広聴情報課長(一路勝巳君)  失礼いたします。  広報につきましては、基本自治協さんを通じて配布をさせていただいてるところですけども、自治会組織がないところにつきましては、個人郵送ということでさせていただいておりますけども、自治協さんとか自治会さんにも入っていただくようなことをできれば市としてはお願いしたいところでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  お願いしたいと思っても、広報広聴さんではどうすることもできませんよね。ですから、やっぱり企画の地域の担当の方々も含めた中で、自主自立という意味でも、やっぱり協力をしていただくというような方向性だけは示していきたいと思いますので、これは議会にもそういう努力をする必要があると思いますので、力を合わせてなるべくは直送をしなくてもいいような形に向けてお互い頑張りましょう。  次です。  126、127ページの地区市民センターの関係でございます。  127ページの一番下のところに会計年度任用職員の人件費というのが1億7,780万円上がっております。これは地区市民センターの職員なんですよね。嘱託職員だと思うんですけれども、これ何名分、従来と変わりませんか。  そして、再任用制度の、例えば1名さんは公民館分館系統だから教育委員会というようなので外しているのかどうなのか。この人件費は何名分でありましょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  失礼いたします。  こちらにつきましては、地区市民センター分、それからゆめぽりすセンター分の会計年度任用職員の報酬等の額となっておりまして、地区市民センターといたしましては、38館というところでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  38館の人数は従前と変わりませんか。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  大変失礼いたしました。  本年度からこちらの予算で計上しておりますのは、センターにおきましては所長と事務員の2人分というところでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  2人分ということは38館の中で2人分、残りのは分館ということで教育委員会で上がってるということですか。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  ちょっと説明が不十分で申しわけございませんでした。  社会教育推進委員の上野管内の分につきましては、教育費というふうに認識しております。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  そうしますと、今までは地区市民センターで言ったら、上野21、伊賀3、島ケ原1、阿山4、大山田3、青山6というふうに、この人数そっくりそのままここに入って、プラスゆめぽりすセンターが入っているという解釈でいいんですか。
    ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  申しましたように、今ごらんになってなってくださってます127ページ、会計年度任用職員人件費につきましては、地区市民センター分、ゆめぽりすセンター分の計上ということになっております。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  私が申し上げました人数でいいということ、プラスゆめぽりすセンターをプラスしたというふうに解釈をいたします。  次、130ページ、131ページでございます。  キラッと輝け!地域応援補助金と絆づくり補助金なんですけれども、先ほど同僚議員も説明の中にありました。このキラッと輝けは、初年度まだ3月まで終わっておりませんけれども、初年度は12の自治協の採用だったんですよね。これ、申し込みイコール採用というような形になりました。でも、38ある中で12しかできなかった。結果、住民自治協間での格差が生じました。結果としてね。なぜ出さなかったのかということで、唐突過ぎてなかなか申請ができなかったというようなことです。そして、いただけるものですから、なるべく申請をしたらいいですよというようなことだったんですが、説明を聞いて申請をするのに時間がなかったということです。  では、絆づくり、先ほども同僚議員がどんなのでもらえますかと求めてました。けれども、これもやっぱり一緒なんですよね。住民の皆さん方にこれから説明に行かれるということです。  4月、5月の間にそれぞれの住民自治協議会さんは新年度の事業報告をするんですよね。総会ですね。そのときにしっかりとしたこの絆であったり、キラッとは去年のぶんですから、総会の地点ではね。やっと説明できるようにはなった。でも、やっぱり絆の場合は、総会の席で令和2年度の事業内容にも盛り込むことができない。同じ補助金をもらってもらうんだったら、使い勝手のいいように自治協さんが自治自立するために、そして自治協間で関係人口ふやしていきましょう。交流人口ふやしていきましょうとすばらしい考えを持ったゆえの制度であるならば、その補助金であるならば、使い勝手がええように皆さん方がして差し上げなければなりませんでしょう。だから、制約しないでいつ出してってもらっても出ますよというふうにしないとだけじゃないですか。今の地点だったらね。  そこで聞きます。  このキラッと輝け!地域応援補助金と地域づくりとはダブって自治協としては申請できますか。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  制度が別でございますので、今おっしゃってくださったように解釈しております。  そして、地域絆づくり補助金につきましては、先ほどから連携、連携というふうなことで申し上げておりますけれども、1つの住民自治協議会は複数の連携団体に属することができないというようなところにつきましては、この事業を想定しているというようなところでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  はい、わかりました。  そしたら、ダブっても請求させていただくということで、なるべくどの住民自治協議会さんも使い勝手がいいように、そして柔軟な対応で受けてほしいなというふうに思います。  最後に1点だけ、134、135ページです。  これも今さらでございますが、人権啓発推進経費の中に、135ページの上から数段目に人権問題実態調査業務委託料244万6,000円というようになっております。通常、私たちが悉皆調査と言われるこの調査でしょうか。まず確認させてください。 ○副委員長(上田宗久君)  人権政策課長。 ○人権政策・男女共同参画課長(上島邦彦君)  人権政策課の上島と申します。よろしくお願いいたします。  今議員さん御質問の人権問題実態調査業務委託料なんですが、5年に1回実施しております。あらゆる人権問題にかかわるところの実態調査でございます。市民2,000名を抽出させていただいて、実態調査をするところでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  これに基づいて行動計画というふうなものの策定がございますか。 ○副委員長(上田宗久君)  人権政策課長。 ○人権政策・男女共同参画課長(上島邦彦君)  今現在、第3次人権施策総合計画を5年計画で計画推進を図っているところです。この第3次の研修も踏まえて、また課題の把握も踏まえて、第4次の人権施策総合計画5年計画を策定する予定でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  はい、わかりました。  次なる計画には、必要なものが必要です。前向きに捉えて少しずつ少しずつ変わってきた分が如実にあらわれてくると思います。全て前例踏襲で乗せるというような計画でないようにお願いをしたいと思います。  終わります。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  山下委員。 ○委員(山下典子君)  105ページの交流拠点施設維持管理事業の工事請負費、大山田温泉施設改修工事費1,500万円の内訳を教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  大山田支所振興課長。 ○大山田支所振興課長(杉野 寛君)  失礼いたします。  大山田支所振興課の杉野でございます。よろしくお願いいたします。  交流拠点施設の工事につきましては、今年度主なものとして、研修棟の設備改修ですとか源泉ユニット更新工事、その他循環バルブ劣化工事と、その他特に早急に改修が必要なものを計画をいたしております。 ○副委員長(上田宗久君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  では、前のページになります。  103ページのふれあいの里維持管理事業の島ケ原温泉施設改修工事費の1,887万6,000円の内訳を教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  島ケ原支所振興課長。 ○島ケ原支所振興課長(田中佳隆君)  島ケ原支所振興課、田中と申します。  この工事費でございますが、温浴棟の空調設備の更新をさせていただきたいと思ってます。 ○副委員長(上田宗久君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  この島ケ原温泉ですが、前あったスポーツジムはそのままにしておくわけですか。 ○副委員長(上田宗久君)  島ケ原振興課長。 ○島ケ原支所振興課長(田中佳隆君)  現在のところ閉館ということで休止をさせていただいてます。特にまだ具体的に計画には、検討中ということで。 ○副委員長(上田宗久君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  やはりずっと放っておくとカビとかあるので、また計画的に改修のほうをしたらいいかなと思います。  続きまして、131ページの市民活動支援事業費、地域活動支援事業146万8,000円の内訳を教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  失礼いたします。東でございます。  こちらのほうでございますけれども、この事業につきましては、総額、今おっしゃってくださった金額というところ、それから主なものといたしましては、次のページ、133ページでございますけれども、地域活動支援補助金がごらんいただけると思いますけれども、この補助金の制度といたしまして、市民活動団体の基礎支援、課題発見、それから団体間の共同というような3つの制度を設けておりまして、基礎と課題というカテゴリーで30万円の補助金掛ける3団体の想定、それから共同ということで50万円1件というようなところで想定をしてございます。 ○副委員長(上田宗久君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  これってもう何年も前からやって、応募してきた団体がプレゼンテーションして審査して受かったらというあのものでよろしいですか。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  はい。おっしゃるとおりでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  この様子を見てますと、私、だんだん応募してくる団体が減ってきているように思うんですけれども、どんな状況なんでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(東 浩一君)  過去については、住民自治協議会、それから市民活動団体ということで、この制度で御応募いただきました。特に、今年度からは、この事業につきましては、キラッと輝け!地域応援補助金ができましたので、市民活動団体のみの受け付けというようなことになりました。その結果、おっしゃるとおり、件数につきましてはなかなか伸び悩んでいるというようなところがございます。
     今年度につきましては2件の応募、それから、審査の申請段階でございますけれども、来年度の想定といたしましては、基礎支援に2件、共同のところに1件の申請の審査のお申し出をいただいてるといった状況になっております。 ○副委員長(上田宗久君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  2件と1件で審査員のほうが多いですわ。そしたら、審査員のニーズのほうが。ですので、前例踏襲でなくて、やっぱりキラッととか出てきてるので、これもよく考えていただきたいと思います。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  予算書の111ページの多文化共生センター改修工事費なんですけども、内容的には増床ということで床を広げるということになるみたいです。そして、聞かせていただくと、隣の店舗が空きましたのでそこも広げたいということで、いろんな活用ができるようになると思うんですけども、そこで、外国人住民協議会が平成29年3月で終わってるようなんですね。議事録を見て、内容的には、これからセンターの内容を聞いてもらう場があるのかなというような質疑があったんですけども、このセンターを広げるに関して、そういった現場を使う皆さんの意見がちゃんと反映されていますか。 ○副委員長(上田宗久君)  市民生活課長。 ○市民生活課長(三根久美子君)  失礼します。  多文化共生センターの改修ということで、先ほど議員さんおっしゃったとおりなんですけども、センターの活動や相談窓口の拡充というのをまず考えていきたいと思っています。現在のところは、50平米ほどのスペースで相談業務とか情報発信等を実施しておりますが、人が集まって活動したり居場所スペースがほとんどありません。相談スペースをしっかり確保していくということで、その中ではミニ講座であったり外国人さんの情報収集ができるような場所として、多文化共生センターを今まで以上に充実させていきたいと思い、拡大させていただこうかなというふうに考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  これからは多くの人が集まるような場所になっていく。いいことやなと思うんです。そうしましたら、駐車場なんかのこともちょっと考えなくてはいけないかなと思ったりするんですけども、ハイトピアを使う方は、ハイトピア前の駐車場を登録している方は無料で使えたりしますよね。そういったこともこの中に考えとして入ってるのかどうかお聞きしたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  市民生活課長。 ○市民生活課長(三根久美子君)  現在のところ5台の駐車スペースのほうは確保させてはいただいております。今も当然5台なんですけども、それが常時使っているわけではないので、とりあえずはそこを利用していただいて、あとは南駐車場であるとか、ちょっと歩いてはいただかないとだめなんですけども、何かの活動をされるという意味においては、そちらを利用していただいて歩いてきていただくようなことを考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  市の業務としてやってもらってる相談窓口なので、そういったところで駐車場はできるだけ無料にしてあげることが大事かなと思いますので、そういう検討もお願いいたします。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  1点だけお聞かせ願いたいと思います。  107ページの複合施設整備事業、いがまち複合施設整備事業なんですけれども、事前に主要の事業一覧表をいただいてるんですが、その中で柘植歴史民俗資料館の資料館機能、旧ふるさと会館を伊賀へ集約するということもあえて書いてくださってるので聞かせていただくんですけれど、橋本 策博士であったりとか三偉人と言われる方々の資料の場所ですね。ふるさと会館にという話になってたんですけど、まだ最終的な部分というのが聞かせていただいてないので、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  伊賀支所振興課長。 ○伊賀支所振興課長(前川一幸君)  伊賀支所振興課の前田でございます。  三偉人の展示物に関しましては、工事費のほうは1,700万円程度を思っておりまして、三偉人の代表の方らと2月において2回ほど協議のほうを行いまして、管理方法とか、あるいは展示時期とか、こういったことを進めておる状況でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  ということは、いがまち複合施設の中には必ず入るということでよろしいわけですか。 ○副委員長(上田宗久君)  伊賀支所振興課長。 ○伊賀支所振興課長(前川一幸君)  当然、複合施設の中に入るのは間違いございません。 ○副委員長(上田宗久君)  嶋岡委員。 ○委員(嶋岡壯吉君)  79ページの窓口業務経費のうちで、真ん中ぐらいにコンビニ交付負担金270万円あるんですけど、何カ所でどの場所にあるのか教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  西口戸籍住民課長。 ○戸籍住民課長(西口紀子君)  失礼いたします。  このコンビニ交付負担金につきましては、今現在、マイナンバーカード、それから住民基本台帳カード、両方のカードにおきまして、全国のコンビニで約4万5,000カ所、全国のコンビニで住民票、それから戸籍等がとれる仕組みをとっておりまして、この仕組みにつきましては、国が推奨しているものでございます。ですので、この負担金につきましては、国に支払っている金額でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  嶋岡委員。 ○委員(嶋岡壯吉君)  ありがとうございます。  ということは、これも始めたときからずっと同じようにやられてるわけですか。わかりました。ありがとうございます。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  会議の途中ですが、休憩とします。  再開は午後2時50分とします。         (午後  2時30分 休憩)         ―――――――――――――――         (午後  2時50分 再開) ○副委員長(上田宗久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  本日は、4時を目途に審査をお願いいたします。  次に、予算に関する説明書、第3款民生費、170ページから249ページについて御質疑ありませんか。  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  まず、195ページ中ほどにあります日常生活用具給付費ですけれども、この中身を教えていただきたいのと。それから、補聴器はここに入ってるかどうか教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(川口敏幸君)  障がい福祉課、川口でございます。  まず、日常生活用具給付費の中身でございますが、在宅での生活が豊かに送れるようにするために福祉用具の給付を行っております。用具であったりとか特殊マット等でございます。  補聴器もこれに入っております。 ○副委員長(上田宗久君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  補聴器は高額なんですけれども、どれぐらいの補助率になってますか。 ○副委員長(上田宗久君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(川口敏幸君)  補聴器の補助率は、済みません。ちょっと、今、手元に資料ございません。 ○副委員長(上田宗久君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  それでは、もう1カ所だけ、201ページの真ん中から少し上のところに老人ホーム入所判定委員会の報酬がありますけども、これは年何回ですか。認定の会議だと思いますけども、何回ですか。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  一応、年間で4回ということにはなっておりますが、もし件数がふえてきたりしますと、また随時ふやさせていただいてます。 ○副委員長(上田宗久君)
     川上委員。 ○委員(川上善幸君)  これは、多分、特養ではなくて養護老人ホームのことでよかったですか。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  はい。養護老人ホームでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  ありがとうございます。  委員の人数というのは何人でしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  4名でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  川上委員。 ○委員(川上善幸君)  ありがとうございます。  それでは、後ほど先ほどの補聴器のやつをお願いします。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  済みません。何点か教えていただきたいと思います。  まず、231ページ、病児・病後児保育事業なんですけれども、事前に病児・病後児保育施設整備事業補助金についてということで資料もいただいております。今までくまさんルーム、市民病院のところでしていただいたのが民間にということで、大変ありがたい話なんですが、このメリットの中で、今まで当日受け入れというのはできていなかったのが、当日受け入れできるということを書いてくださってるんですけれども、こういったことを詳しく教えていただきたいのと。  あと、クリニックが令和元年12月開業というふうに書いてるんですけれども、実際、この病児・病後児に関しては、いつごろ開業なのか教えていただきたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  失礼いたします。  こども未来課の岡澤です。  議員さんおっしゃられましたように、朝から診察をしていただいて、そのまま病児・病後児保育に入れるということで、保護者の方にとりましては、前のくまさんルームの場合は、前日までに診断書等をとっていただく必要がございましたが、そのまま仕事に行っていただけるというメリットがございます。また、この民間の病児・病後児保育の開始時期でございますが、4月上旬に県から内示があるということで伺っておりますので、その後建設に係っていただくということで、まだ開始の時期は未定でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  開始の時期が未定ということなんですけれども、それまでというのは市民病院さんで、くまさんルームとして開設はしていただけるんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  はい。議員おっしゃるとおり、それまではくまさんルームは今のまま継続させていただきます。 ○副委員長(上田宗久君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  ありがとうございます。  続きまして、229ページ、子育て支援対策事業で、子育て支援ヘルパー派遣事業委託料26万7,000円です。昨年は40万1,000円で減ってるんですけれども、これはなぜ減っているのか。利用者さんが少ないから減らしたのか。そこら辺の理由を教えていただきたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  例年の実績に基づきまして算定させていただいております。 ○副委員長(上田宗久君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  以前も決算のときに私も意見として言わせていただいたんですけれども、利用実績でだんだん減らしているという状況なんですけれども、やはり周知であったりとか、今、他市でも物すごく注目してるんです。伊賀市、先進ですごくされてるんですよ。というのは、多胎児、今、不妊治療等々をしていただく中で、やはり双子であったり、三つ子であったりという多胎児の方々が多い中で、その受け皿として、伊賀市は本当に早くからしてくださっているんです。そういう子育ての支援の充実と思ったときに、年々減らすというのは私はちょっとどうかと思うんです。そこら辺のお考えはどうですか。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  実績ということで、例年の実績に伴いまして毎年計上させていただいておりますけれども、議員さんおっしゃるように、多胎児でありますとかそういう方々がたくさん実際利用されているのは事実でございますので、その辺を確認した上で、また予算の計上もしていきたいなというふうに考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  赤堀委員。 ○委員(赤堀久実君)  はい、よろしくお願いします。  やはり状況をもうちょっと把握していくということが大事かなと思いますので、お願いいたします。  以上です。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  185ページなんですけども、生活困窮自立支援事業ですが、まずその中の生活困窮者自立相談支援事業委託料1,162万1,000円で、社協のほうへ委託ということで事前に説明があったかと思うんですけれども、生活困窮の分も実は伊賀市直営で生活支援課の中に係があったと思うんですけども、なぜそれをそちらのほうに委託したのか。もし違ってたら申しわけないんですけども、変えたのかということを教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(比口 博君)  失礼いたします。  生活支援課、比口でございます。  一般質問で赤堀議員の中でもございまして、部長のほうからもお答えさせていただいてると思うんですけれども、従来、市役所の本庁で受け皿として開始をさせていただいておったんですけれども、どうしても社協さんのほうと二人三脚でやってる事業でございまして、一旦、社協さんのほうに行かれて、ちょっと一時相談を向こう行ってと市役所行って、また向こうへ行くというような、市民のとっては非常に不都合な失礼な対応もしておったわけなんですけれども、結構数から言って社協さんに行く方も結構多いんです。一時として。そういうことも考えまして、この窓口を2つにしてみようというふうな発想から進めさせていただいております。それで、来年度から自立相談支援事業を社協さんのほうに窓口として同じように持っていって、愛称をくらしサポートセンターおあいこというふうな名前をつけて社協さんのほうで開設をさせていただきます。同時に、社協さんの場所も変わりますので、市民さんの利便性も考えますと四十九と、それから真ん中に近いあのあたりで2カ所あるのが一番ベストかなと思っております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  今は、生活困窮の相談というのはなかなか行きにくいというかそういったこともありながら、一方で、生活保護との連携とか、その予算みたいなのはずっとおっしゃってたわけなんです。生活困窮の相談と生活保護をするところとが一緒のところで直営でやってることがね。だから、それは今まで伊賀市がそれはよい形だというふうにおっしゃってたというのが1つあったのと。それから、やはり個人が行くにあたって、ハードルが逆に高くならないのかというのは心配はしているんです。民間であって行政だからこそ安心していける部分もあったりとか、そういったこともあるのではないかなと思ったので、そういったことを思いました。  確かに、生活困窮の自立支援事業は、社協さんに委託している部分が多いかと思いますので、やはり来年度はこの形でやってみるということですけど、それは余計に市と社協が連携を密にしなければいけないということになると思います。生活困窮で行って、本来、生活保護に移行しなければならないような人たちが逆に切られていくのではないかという心配があるので、そこはやっぱり気をつけていただきたいなというのは思いました。  あと、もう1つなんです。  ひきこもりサポート事業なんですけれども、これについても予算がとてもふやしていただいてて、とても重要なことなのでありがたいなというふうに思います。一般質問でも同僚議員していただいたと思うんですけど、国のほうもアウトリーチの充実をまとめる予算を35億円、来年度予算で上げております。やはり実際の現状を調査するためのそういった取り組み等については、行政として具体的に予算として上がってるのかどうかわからないんですけども、アウトリーチの部分は具体化されてることがありますか。 ○副委員長(上田宗久君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(比口 博君)  非常に難しい問題でございまして、例えばひきこもりの方の定義とかその他困窮全体なんですけれども、お困りの方いらっしゃいますかと問いかけて手を挙げる方がほとんどいないんです。非常に高飛車な言い方かわかりませんけれども、世間体もあって、近所の方にもないしょにされている御家庭がほとんどなんです。特に、学校の中でも、校長会でもお願いをしているんですけれども、このようなチラシをまいて、ちょっと困ってる方いたら言ってくださいよみたいなことは、そこまではできるんですけれど、実際、困ってますよというふうにおっしゃられる家庭というのがかなり少ないというのが現状です。ですので、それをどういうふうにPRしていくかというのはこれからも非常な課題なんですけれども、1つ一般質問でもお答えさせていただきましたけれどもコンビニ等とで、結構ひきこもりの方ってコンビニとかそういうところは行けるんです。ですので、彼らが行ける場所にそういうものを置かせていただくということから始めていこうかなというふうな取り組みは今をもって始めていこうかと思っております。  具体的に行政はどうしようかというのは、ちょっと本当に手探りですので、今明確なお答えをするのは難しいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ありがとうございます。  予算を国が大きくつけているということは、逆に専門家による訪問等、過去の東京の自治体とかではそういったことをやってまして、8050問題なんかは専門家が住民票とかの情報を得ながらやっていくという、高齢世帯と75歳以上の二人世帯を訪問していくとかいろんなやり方をしてますので、それは今後また一緒に考えていけたらなというふうに思っています。ありがとうございます。  それから、207ページの隣保館費なんですけども、隣保館費が人件費とか隣保館の数とかも含めてずっと変わらない形であります。人件費は特に会計年度任用職員など新しい制度にもなりましたけども、前年度の予算と比較しての違いというのはありますか。教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  人権政策監。 ○人権生活環境部人権政策監(次長級)(中ひとみ君)  同和課の中と申します。よろしくお願いいたします。  去年とほぼ金額に対しましては変わっておりません。ニーズにおきましても、現在、令和2年度におきましては23名の方の会計年度任用職員ということで雇用のほうをさせていただいております。いろんな職種がありまして、この館によって金額にばらつきがあったんですけども、それにつきましては、例えば生活相談員でありましたら一定の金額にあわさせていただきまして、全ての相談業務につきまして、職種に対しましては館でばらつきがないようにあわせさせていただいております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。
    ○委員(百上真奈君)  現状の中で一応ばらつきがあったという、説明できないようなばらつきはきちっと統一したというようなことでありました。  一方で、やはり伊賀市が基本方針の中でも事務事業の見直しであったりとか、それから事務量の見直し、職員の適正化等が打ち出されていまして、公共施設適正化の問題もそうです。ここの部分については、毎年そこが行われていないというふうに私は思うんですけれども、公共施設適正化や事務量の見直し、職員の適正化の部分でのことにはどういうふうに、毎年、予算計上のときに考えられているわけですか。 ○副委員長(上田宗久君)  人権政策監。 ○人権生活環境部人権政策監(次長級)(中ひとみ君)  一応、館のほうには聞き取りのほうをさせていただきまして、事務量につきましては精査のほうはさせていただいております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  その結果、ずっと変わらないということですが、全体で考えてもらわなければならないところで、1つ同和課だったら同和課だけで考えられることではないので、それは今後いろんな問題を提起していきたいというふうには思います。  あと、227ページなんですけども、放課後児童対策事業についてなんですけども、ここについては指定管理でずっと伊賀市の場合は各放課後児童クラブのほうの運営をお願いしているという形になっていますが、支援員の確保のための財政支援を国のほうはやっています。私もいつも言ってるんですけど、放課後児童支援員と処遇改善事業など、それからキャリアアップの改善事業など、国はメニューを今年度も来年度予算で示しているわけなんですけれども、これについては支援員を確保する上で、とても処遇をよくするのは大事なことだと思うので、国が力入れているのは大変いいことだと思うんですけど、一方で、伊賀市は、処遇改善事業を利用していない。それはつまりなぜかというと、各学童保育で賃金改善の仕組みが必要になると。賃金改善、ちょっとずつでも上げていくんだというようなそういう理由があるから、伊賀市の場合は、そういう国の補助メニューについては手を挙げてないと。つまり各学童でそういうことになってないということだと思うんですけども、それって賃金を各学童が限られた指定管理の中で、毎年よくしていくと。少しずつでも上げていくんだというような仕組みをつくってくれたら、逆にこのキャリアアップの処遇改善事業など勤続年数に応じて1万円、2万円、3万円というような補助がとってこれるというふうに捉えていいんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  現在の放課後児童クラブの賃金でございますけれども、議員おっしゃるように、各指定管理者で単価を決めていただきまして、指定管理の範囲の中で人件費を支出していただいております。その中で、少しずつではありますが、指定管理者で努力をして賃金のアップには努めていただいておりますけれども、指定管理者によって若干のばらつきがあるのも事実でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  国のほうもこういう制度を使うというのが2割程度だというようなことを言ってまして、せっかく国でそういう制度をつくっているのにもかかわらず現場が使えてないということは、とても残念だし問題だと思うんですね。ですので、例えば各学童で賃金を少しずつ支援員さんのを上げていこうとしている。それをもう少しきちっと国が進めているような情報もこういうことがあるんだから、そこはこういうふうにしていけばどうですかというような、逆に支援ですよね。まさに行政からの情報提供とキャリアアップができていくような、処遇改善につながるようなことにやっていく指導などをしていくお考えはありますか。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  また勉強させていただきまして、指導等していきたいというふうに考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  あと、227ページの一番下に障害児学童保育委託料、これも前年度の当初予算から見たら大幅にアップしています。1,000万円ほど上がっているんですけども、これはなぜ上がっているのかというのを教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  あくまで令和2年度の予算なんですけれども、算定基礎といたしまして、1クラブにつきまして127万4,000円の加算で、支援員1人の加算が11カ所、それから、同じく127万4,000円で2人加算が必要なところが8カ所で、合計19カ所ということになっております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  つまり、それだけ支援員さんをふやさなければいけないというのは、障害のある子供たちも利用してくれてるし、ふえてるということだと思うんですけれども、一方で、支援員さんに対する障害についての研修とかそういったことについての実施状況、来年度どんなふうに計画をされておられますか。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  障がい児に対する対応の仕方の研修でありますとか、虐待に対する対応の研修でありますとか、そのようなことを計画しております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  何回ぐらいですか。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  年に2回ぐらい計画しております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  年に2回ということでわかりました。  あと、一方で、放課後デイサービスの報酬なんですけど、放課後デイサービスも伊賀市であるわけですけども、大幅にその改定によって減収しているというような状況が聞こえてくるわけですけれども、来年度の予算の中でそういった大幅な減収によって経営が大変だというような声を聞いているのか。また、それに対して何か対応とかがあるのか教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(川口敏幸君)  もう一度御質問の趣旨をお願いします。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  済みません。放課後デイサービスをやっておられる事業が伊賀市でもあると思うんですけど、ただ、報酬改定が2018年度に行われて、減収になっているというようなことを聞きしたんですね。伊賀市の場合は、仕組みがちょっとわからないんですけども、委託料とかの関係で伊賀市に影響があるのか。直接その施設に影響があるのかがわからないんですけども、そういった全国的にも放課後デイサービスの経営が大変になっているというような状況を聞いてますので、伊賀市の場合はどうなのかということと。来年度、変わりなく運営できるような状況での予算に組んでいただいてるのかということです。 ○副委員長(上田宗久君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(川口敏幸君)  放課後デイサービスにつきましては、需要そのものがふえてきておりまして、それを受けるための施設でありますとかそういう体制も整えていただいてる途中であります。例えば2年前に比べましたら、2年前6カ所だったのが今9カ所になっているということで、だんだん体制は整ってはいるんですけれども、経営状況等についてはやっぱり厳しい状況であるかと思われます。  報酬に関する減収に対する声というのは、当課のほうにまでは上がってませんので、令和2年度の予算に対しては反映はさせてはないという状況です。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  いずれにしても、状況調査というかそれは学童全般、そして放課後デイサービスについても把握していただきたいなと。現場の状況をよく把握して進めてほしいなというふうには思います。  それから、231ページの先ほども質問がありました病児・病後児保育事業で、追加の質問をさせていただきたいんですけど、そもそも今まで公立でやっていたものが、今回、医療法人による運営に移ったと。これについての経緯ですね。いつごろからこういう話し合いが行われたのか。経緯とか理由、協議内容を詳しく教えていただきたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  失礼いたします。  現在、先ほどからもおっしゃっていただいておりますように、上野総合市民病院内にあるくまさんルームで病児・病後児保育を実施しておりますが、昨年の春ごろでございましたかね。名張市にございます医療法人グリーンウォードから伊賀市内に小児科を開院するので、病児・病後児保育も実施したいという申し出がございました。小児科が常駐し、看護師や保育士も常に対応できる民設民営で実施することが子供や保護者の安心につながるだけでなく、立地的にも最適でございまして、名張市でありますとか滋賀県で病児・病後児保育を既に実施しており、実績もあることから、この法人にお願いすることといたしました。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そしたら、伊賀市の関与というかそういったことについては何か今後かかわる形は残るんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  伊賀市は、今も市民病院のほうに補助金を払っておりますけれども、委託料をお支払いするという形になってくるかと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  1つの医療法人で、もちろんその隣にクリニックができるので、そこで受診したらそのまま保育事業のほうへ移れるというのはメリットでもあるんですけども、ただ、一方で、医療機関は伊賀市内にはほかにもあります。かかりつけ医がそこではない子供たちも含めておられると思うんですけれども、例えばその利用ですよね。どれだけの人数の規模なのかというのをそもそも教えてほしいのと。  私たちがこの間子育て中の人から聞いたときも、今でも取り合いだと。そこの病児・病後児の部分についてはね。今回、民間に移るということで、その部分が逆に利用枠が今よりも広がるのか。そして、他の医療機関を受診した子供たちも含めて、公平公正性が保たれるのかということを教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  まず、現状でございますけれども、くまさんルームを利用している人数でございますが、そんなに多くございません。月に10名程度でございます。  また、新しくお願いする医療機関、小児科が併設した病児・病後児保育でございますけれども、先ほども言いましたように、朝診察してからそのまま預けられるというメリットがございます。今までは診断書を持ってきていただきまして、前日までに申し込みということでございましたが、その手間が省けるということで、保護者にとっても子供の体調が悪いときにすぐに預けられるということでございます。  また、ほかの病院でかかっている方につきましても、朝1回診察をしていただいて、すぐにそのまま預けられるということでメリットかあると思います。  預けられる人数につきましては、まだ開院もしておりませんけれども、特に今のところは何人と決まっておりませんが、余り多くになりますと、建物の大きさもありますし、保育士の数とかもあると思いますが、一応定員は4人の予定で建設をしております。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  委託料の積算根拠は、まだ開院もしてませんし、人数のこととかあったんですけども、積算はどうやって出てきたんですか。
    ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  新しく委託するところの委託料につきましては、まだ現在計上させていただいておりません。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ごめんなさい。そういうことですよね。整備の補助金ですから、委託料はこれからということでしたね。済みません。ごめんなさい。私のほうが間違えたかと思います。後で精査してみます。自分自身で。ありがとうございます。  そういう意味では、公平性は担保されるんだということですね。その優先順位がもちろんそこの医療機関は御自分のところでされるのですから、もちろんそこの患者さんが優先になるのかなと思ったりするんですが、問題は、今まで誰でも受けてたのがそうではなくなるというようなことがないように、行政としてはきちっとチェックしてもらわなければいけないのではないかなというふうには思います。  それから、249ページの生活保護の部分なんですけども、これについては、扶助費が前年度の当初予算と比べて1億5,000万円余りの減額になっており、生活扶助、医療扶助、介護扶助がそれぞれ4,000万円、8,300万円、1,150万円の減額になっております。新年度のこの予算についての減額は、どういう状況があって減額になっているのか教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(比口 博君)  失礼いたします。  数字で説明をさせていただきますので、よろしければメモなどをおとりください。  一番直近のデータなんですけれども、令和元年度、令和2年度2月末現在の保護の世帯数が580世帯ございます。保護人数にしてみれば691人です。人口1,000人に対して約どれぐらいというふうな割合を示す保護率、パーミリオンによるんですけども、7.8パーミリオン、現在こうなっております。この数字がどうかということでありますけれども、例えば平成19年度、ちょうど12年前ですけれども、平成20年3月末現在の世帯数は816世帯、保護人数が1,173人、保護率が11.7%ございました。12年前ぐらいですね。そのときと比べますと、世帯が236世帯減っております。保護人数も482人減っております。保護率も3.9パーミリオン減っております。%で言いますと、保護世帯が12年ほど前より28.9%減っております。保護人口も41.1%減っております。最後、保護率も33.33%、いわゆる12年前より3分の1減っております。例年減っておるんです。その理由を聞かれましと、当然、担当のケースワーカーが頑張って終了に導いたとかそういうこともあるんですけれども、一番直結している原因というのは高齢化です。今の580世帯のうちの382世帯、65.86%の世帯が65歳以上の高齢世帯です。その中でも、御入院とかされてる85歳とか100歳近い方がたくさんおられます。ですので、保護率は当然下がっておるんですけれども、その一番の原因は、ちょっと不適切な言い方かわかりませんけど自然減です。それが一番大きいです。ですので、この保護率から言いますと、県全体の保護率が今8.7パーミリオンです。以前、上野市とか平成入ってすぐの伊賀市というのはすごく高くて、上野、伊賀はほぼもらい放題みたいなそういううわさも飛んでたみたいなんですけれども、的確な法ができていたかどうかというのはまた別問題といたしまして、現在は、県の平均より大幅に下回っておるというふうな保護率でございます。それが年々減ってきております。ついに7.8まで落ちてきております。来年もっと減るでしょう。ですので、その傾斜にあわせて保護の扶助費も減らしておるということです。この減り方が半端じゃないです。毎年こうやって減らすんですけれども、残ります。残った部分は、翌年度精算して国にお返ししている状況です。ですので、多分にお返しはするんですけれども、ある程度は減らしながら予算をとっていくのが当初予算ですので、このような結果となってございます。ちょっと説明になったかどうかわかりませんけれども、そういうことです。 ○副委員長(上田宗久君)  はい、ありがとうございます。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  やはり高齢世帯が逆に一方でふえていくというのは、これも全国的な流れだというふうに思いますし、適正な保護行政ができているということが一番大事で、必要な人にちゃんと保護行政が手が差し伸べられているということが大事かというふうに思いますので、詳しい説明ありがとうございました。  先ほどの病児・病後児保育管理運営委託料は、同じ231ページの上に502万3,000円というふうに上がっています。前年度が513万5,000円でしたので、それで、先ほどと同じ質問になるんですけども、委託料はここで当初予算として上げている。しかし、開所がいつになるかわからないし、どれだけの定員数か、今は4人という数字が出ましたけども、そうなると、どういう根拠でこの委託料ができているのかというのを最後に教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  失礼いたします。  これは、今現在の上野総合市民病院のくまさんルームに対する委託料でございます。年間で計上してございますので、その新しい病児・病後児保育ができた場合は、途中でそちらに開いていただくことになりますと、新しく委託料を上げさせてもらって、こちらは落とすという形になってくると思います。 ○副委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。  くまさんルームのやつってこの中にそれも途中からでもないというと、そうではなくて、途中でまたちゃんと積算していくということですね。わかりました。ありがとうございます。 ○副委員長(上田宗久君)  先ほどの川上委員の補聴器の補助率の質疑に関し、当局より答弁を求めていますので、これを許可します。  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(川口敏幸君)  失礼します。  先ほど川上委員から御質問いただきました195ページの日常生活用具給付費に関する御質問の際に、補聴器がまずこれに含まれているかという御質問に対して、私、含まれておりますとお答えしましたが、間違いでございました。同じページ195ページの下のほうの自立支援等給付事業の中にございます下から2行目の補装具給付費に補聴器は含められております。  それから、自己負担の割合の件でございますが、生活保護家庭、あるいは市町村民税非課税の世帯に対しましては、自己負担がゼロ、そのほか一般の方に関しましては、基本的には1割負担をしていただいて、ただ、上限額がそれぞれの補聴器の種類にもよりますが定められておりまして、例えば高度難聴用のポケット型でありますと3万4,200円というふうに決められてるという状況でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  福村委員。 ○委員(福村教親君)  239ページ下段ですけども、保育所施設改修工事費、内訳、詳細にお願いします。 ○副委員長(上田宗久君)  保育幼稚園課長。 ○保育幼稚園課長(谷口順一君)  失礼いたしました。  保育幼稚園課、谷口でございます。  ただいまの御質問の施設改修工事2,000万円でございますけれども、これにつきましては、前年度に点検をいたしました遊具の点検結果に基づく改修であったり、また、消防施設の点検に基づく改修、また、ほかには空調設備等々が各園において不都合が出ておりますので、そういった改修を含めまして予算計上をさせていただいたものでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  福村委員。 ○委員(福村教親君)  具体的に全然わからないんですけども、私立、公立に30園ほどあるもので、優先順位をきっちりつけていただいて、先日の一般質問でもさせてもらいましたが、そういうことをスピーディーにぜひお願い。具体的には何も出ないんですか。何園の何を先するというのはわからないんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  保育幼稚園課長。 ○保育幼稚園課長(谷口順一君)  ただいまの予算計上の中では、例えば西柘植保育園のこの間お話が出ました洋式化であったり、また、空調設備等々も改修の中に入ってございます。 ○副委員長(上田宗久君)  福村委員。 ○委員(福村教親君)  空調ではなくて、洋式化とか、雨漏りとかね。きょうも雨漏ってますよ。これ。そういうことを優先順位を決めてやってくださいと。雨漏りは入ってないんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  保育幼稚園課長。 ○保育幼稚園課長(谷口順一君)  この改修工事には入ってませんけれども、別途、修繕費として別費目で上げさせていただいてございます。その中で雨漏り等の修繕につきましても実施をさせていただきたいというふうに考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  231ページの発達支援事業、児童発達支援事業委託料2,000万円について、伊賀児童発達支援センターれいあろは、民設民営と聞いているんですが、この2,000万円の根拠を教えてください。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  失礼いたします。  4月から新たに名張育成会に委託する伊賀児童発達支援センターれいあろはといいますが、れいあろはへの2,000万円の内訳は、委託の内容は、主に3つの事業がございます。1つ目に、子供の育ち推進事業といたしまして、3歳児クラスの巡回相談、5歳児発達相談、発達検査、保育士等の研修事業を1,200万円で委託し、2つ目に、相談支援事業として、専門性を生かした一般相談や就労に向けての相談等が650万円でございます。3つめに、巡回訪問事業として、保育所や学校等を巡回し、コンサルテーションや保育士、教諭等への指導、助言などを行う巡回訪問事業で150万円を見込んでいます。  以上でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  民設民営というのは、民間が設置して運営するということですが、でも、こういったものというのは、こうやって委託料を払わなければいけないんでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(岡澤勝彦君)  民設民営でございますので、民間として独自で障害福祉サービスでありますとかその辺は自分の法人さんの事業としてやっていただいておりますが、市と連携いたしまして、保育所の巡回でありますとかその専門性を生かして、うちの職員だけではできない資格のある職員等も向こうに配置していただいてございますので、その人たちと一緒に保育所等を巡回することによって、より高度な指導でありますとか助言ができるということでございます。 ○副委員長(上田宗久君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  続いてですが、217ページの隣保館事業経費、使用料及び賃借料55万円の内訳をお願いします。 ○副委員長(上田宗久君)  人権政策監。 ○人権生活環境部人権政策監(次長級)(中ひとみ君)  失礼します。  この内訳ですが、自動車借り上げ料ということで、八幡地区の浴場サービス事業、この3月31日で共同浴場のほうが廃止をされますので、それに伴いました送迎のための自動車の借り上げ料ということで、1カ月4万4,4466円の12カ月分で53万4,000円。  それから、このシステム等使用料、コンピューターのウイルス対策のソフトということで7,000円の2台の消費税分ということで1万6,000円の計上となっております。 ○副委員長(上田宗久君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  しろなみ湯の代替ということで、銭湯に送るということなんですが、大体時間帯は決まってるんですかね。 ○副委員長(上田宗久君)  人権政策監。
    人権生活環境部人権政策監(次長級)(中ひとみ君)  1回目が5時30分に出発しまして、2回目が6時15分の2回となっております。 ○副委員長(上田宗久君)  山下委員。 ○委員(山下典子君)  毎日送るということで、季節にかかわらずということでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  人権政策監。 ○人権生活環境部人権政策監(次長級)(中ひとみ君)  今現在ですけども、昨日までで8名の方の申請の申し込みのほうがありまして、2回送らせていただきたいなと思っております。毎日行かれる方、それから曜日を決めて行かれる方いろいろありますので、1週間ないし2週間を目途に計画のほうを立てさせていただきまして、送迎のほうをさせていただきたいと考えております。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  済みません。また小さいことで申しわけありません。  203ページ、一番上なんです。介護予防生活支援事業ということで20万円を介護予防生活支援事業委託料ということでされようとしておりますけれども、この事業の中身をお教えください。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  失礼します。  この事業の中身ですけども、1つは、軽度生活援助事業ということで、簡単な部屋の整理とか買い物を支援させていただくというものとか、それから、訪問理容ということで、移動が困難な方に対しまして理容店から訪問して散髪を行ってもらうというようなものに支援の補助をしていたり、それから、寝具洗濯乾燥事業ということで、布団の洗濯ということで補助をしていたりというような事業につきまして支援を行っているものでございます。」 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  ごめんなさい。この民生費の中の老人福祉費で読み取れなかったんですけれども、今、伊賀市も、どこでもそうですけれども、特に高齢化率が上がってくる。それによって介護保険料も上がってくる。そういうふうな中で、介護に行かないで済む。なるべく介護を利用しなくても済むという事業はこの事業じゃないんですか。ほかに事業あるんですか。 ○副委員長(上田宗久君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(藤林宏通君)  介護サービスの制度の中では、こういった事業がありませんもので、そこを補うというような意味で行っている事業でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(田中 満君)  健康福祉部、田中でございます。  後ほど御審査いただきます介護保険事業特別会計のほうで介護予防事業のほうを計上させていただきまして、現在取り組んでおります。 ○副委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  では、後ほどまたお聞かせいただきます。 ○副委員長(上田宗久君)  他にございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  第4款衛生費、248ページから287ページについて御質疑ありませんか。  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  1点だけ伺いたいと思います。  塵芥処理費で279ページでございます。  さくらリサイクルセンターごみ中継施設一時管理経費8億2,424万7,000円というのが計上をされております。RDFをやめまして、そして民間に委託をするということで、随分経費安くなるよねというふうなのが今までの説明でございました。この中で最後から4行目、ごみ中継施設運転維持管理業務委託料1億712万9,000円というのが上がっております。この事業内容でございますが、2018年の決算ベースでは、維持管理ということで神鋼環境メンテナンスに幾らかお支払いしてた分だろうと思うんですけれども、この業務内容をお示しをいただきたいと思います。 ○副委員長(上田宗久君)  廃棄物対策課長。 ○人権生活環境部廃棄物対策課長さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)  失礼します。  廃棄物対策課、西尾でございます。  お尋ねの件は、現在の委託ということでございましょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  この予算書に書いてあります279ページの下段から4行目の1億712万9,000円のこの業務内容をお示しください。 ○副委員長(上田宗久君)  廃棄物対策課長。 ○人権生活環境部廃棄物対策課長さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)  失礼します。  業務内容でございますが、可燃ごみの積み替え作業、そして可燃ごみの受入業務作業、中継施設の運営業務、中継施設維持管理及び点検業務、可燃ごみの運搬及び処分業務でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  この施設は、家庭からそれぞれ所定のところにおさめられました可燃物を民間の方に運んでいただいて、このさくらにやってきますよね。ここに一応一定の期間置いといて、その後、281ページの一番上にあります廃棄物処理委託料6億485万1,000円と書いてあるここへ持っていくんですよね。つまり、中継ということはどんな中継なのか。例えば一般可燃物の処理をするごみを持ってきます。持ってきて、次のところの処理に行くまでの間、そこにただ単には私たちは置いとくだけとしか認識はないんですよね。でも、ここでは、積み替え、受け入れ、運搬、処分という、処分とかそういうのはどんなことをするのか。ちょっと理解できないんですよね。持ってきたのをそこへ一時預かりみたいに置いて、本当に処理するところに持っていくんだろうと思うんですけれども、この中継施設では、どんな作業をするんでしょうか。 ○副委員長(上田宗久君)  廃棄物対策課長。 ○人権生活環境部廃棄物対策課長さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)  失礼します。  先ほどの答弁、訂正させてください。  1億7,129万円は処分料はふくまれておりません。大きな部分としましては、重機の運転員、クレーンの運転員、誘導員などの人件費で大体6,100万円。重機費としまして約1,300万円。重機の燃料費が約5000万円。排水処理の関係が630万円。機器の整備費が約1,800万円という内容でございます。そこまでがこの1億700万円ほどの事業内容でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  ちょっと理解に苦しみますので、私が認識不足ですので、もう1回お尋ねしますけれども、ずっと2018年から施設の整備工事をしてたんですよね。中継施設のためにというて8,200万円使って、昨年も使ってます。令和2年のこの予算書でも、次のページのごみ中継施設整備工事費4,600何がし使ってます。この場所をずっとこれだけ整備をして、どんな仕事をするために整備をしてきているのか。いまだにまだ令和2年も整備をしていく。そしたら、集めてきたものを今おっしゃっていただきました業務内容、まだまだその設備をどういうふうにしていこうとしているんですか。ただ、その集めてきたごみを置いとくだけではないんですか。どんなことをするんですか。工事、工事が3年連続であるということも不思議ですし、いまいちその業務内容がちょっと手に取るようにわからないんですよね。 ○副委員長(上田宗久君)  廃棄物対策課長。 ○人権生活環境部廃棄物対策課長さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)  工事でございますけども、旧来のRDF施設をそのまま使ってます。やっぱり家でも中古住宅ですと、それを使うときに直していかんなんみたいに、この4,000万円というのは、ピットをそのまま古いのを使ってますので、扉が傷んでまいりました。そこの投入扉は車を挟んだりというトラブルも出ております。センサーが悪いのかなということで直したりもしたんですけども、やっぱり解決しませんので、年次計画で老朽化した扉を取り替えさせていただく工事でございます。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  工事のことはわかりました。工事のことはわかりましたんですが、一般市民から見たときに、さくらリサイクルに行って、今まではRDF用でいってました。もうそれやめますよということは、つまり、私たちのごみは直接処理してくれる民間のところに行くのだろうと思っていたんですけれども、行かなくて、今までのさくらリサイクルセンターを中継所として、その拠点として整備をしました。お金をかけて整備をしました。その整備をしたんですけど、その持ってきたごみがどんな形にして次のところへ行くんですか。そのままではないわけなんですよね。そこでどんな処理をするのかわからないんですよ。 ○副委員長(上田宗久君)  廃棄物対策課長。 ○人権生活環境部廃棄物対策課長さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)  説明足りませんでした。済みません。  可燃ごみにつきましては、ピットへ入ったものをそのまま積み替えます。ピットへ入ったものも8立米のコンテナに積み替えて、三重中央開発へ今行ってます。大きなごみについては、一般の方、例えばタンスであるとかそういうのを持ち込まれたのも外にあるコンテナに積み替えて三重中央さんに行ってます。ただ、金属ごみとか資源のごみにつきましては、従来どおりリサイクル棟のほうで処理をしていっております。さくらリサイクルセンターで処理をしております。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  ということは、ちょっと私1人だけが勘違いしてたのかは知りませんよ。知りませんけれども、民間の委託をするということは、集めてきた市民の可燃ごみをそっくりそのまま処理するところに持っていかない。行かなかった。行けない。その理由というのはまず何かというのを私たちはわからないから、そこから聞くことになりますよ。これを議論するには。お願いします。 ○副委員長(上田宗久君)  廃棄物対策課長。 ○人権生活環境部廃棄物対策課長さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)  やっぱりごみの処理責任というのは、一定市が必要ということで、何か災害とかがあっても一定の期間耐えるように、そうとれるということも含めまして、ピットはやっぱり自前で持っておこうということで、ピットは自分のところで持つようなことで続けました。そして、積み替えをしていくのは、これまで投入ホッパーというんですけども、RDFのところへ投入していたものを今は積み替えのホッパーのほうに落として、その下にはトラックが待っていて積み替えていくということで、隣の民間施設のほうへ運んでいくというふうに変わっております。 ○副委員長(上田宗久君)
     安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  予算ですから、また詳しいことは別の機会で議論はしたいと思うけれども、随分遠いところ行くわけじゃないんですよね。目と鼻の先にあるんですよね。だから、まず1つ考えたいのは、ごみは一定の集積場まで持っていくのは市民の責任です。その集積場から廃棄するところまでを処理していくのは行政責任です。だから、ピットを、もとがもとがそんなことは関係ないんですよ。ただ、処理できるような方法をしっかりととる。これ行政責任なんですよ。私たちは、民間の企業の方に処理をしてもらいましょうということになったんですよね。なったけれども、その手法に疑問が残っているよということで、課長の説明によりますと、理解することはできるんですけど、今までRDF用のある器具を使いたいので、それを変えてでも使おうとしているからこんなになったんと違いますか。ただ、直接、民間の処理場に行けば問題ないのと違うんですか。なぜ行けなかったか。行かなかったか理由を示してほしいんですよ。 ○副委員長(上田宗久君)  答弁願います。  人権生活環境部長。 ○人権生活環境部長(田中克典君)  失礼しました。  先ほど課長が答弁で言ったのは、災害時等のときに受入施設をやはりキープしなければいけないということを言ったので、直接答弁になってなかったので説明しますと、パッカー車というのはあの量しか入りません。ですので、あれを市内各地からさくらへ運んでるんですけども、その委託先へあれがそのまま行きますと、受け入れに1台ずつ何分か待ってもらってるんですけども、例えば8トンとか10トンで持っていけば、それなりに待っておさめていけるんですけども、パッカー車がどんどこどんどこと入っていきますと、パッカー車が仕事にならないほど待つというようなことになってまいりますので、一旦は私どもの施設で受け入れさせていただいて、そして、もう少し攪拌させて、いろんな形状のもの、不適切なものもありますので、チェックもしながら委託先へスムーズに渡していきたいということで中継施設をつくっております。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  一般常識的に、直営でやってたのを民間に委託をしましょうということは1から10までを民間に委託することになるんですよ。解釈としては。普通の解釈です。今、なぜそれをしなかったかということを部長は答えてくれました。受け入れ時の状況です。パッカー車が待ち時間あるから、これ無理やさかいに、とりあえず市で保管しておきましょう。市で一時受け入れをしましょう。これって、何でそしたら民間の方のところに置く場所がないからですか。ぱっと勝手におろしていくような場所があればいいわけでしょ。違う。だから、このことは民間の処理をしていただく委託先と行政の協定の中でこういうふうになったんですか。だったらいいですけど、これが普通の考え方ではないよね。ということを私は理解してほしいんですよ。他の自治体はそんな中継所置いてませんよね。民間がやってるところでもね。いきなり民間へ行ってますやんか。パッカー車ごと。待ち時間があるかないかは、量はどんなことかはわかりませんよ。わかりませんけど、仕組みからいったらそうしてるじゃないですか。だから、伊賀市の場合は、なぜこの中継をつくらなければならなかったのかということに、受け入れの状況、パッカー車待ってやんなんということは聞きましたよ。聞きましたけれども、だから、このことは、行政の都合か委託先の事業者の都合なのか、その辺を考えてしまうことになるんですけれども、このことは業者さんとの協定の中でこういうふうになったんですか。そもそも行政がこういうことを提案したんですか。どっちですか。 ○副委員長(上田宗久君)  廃棄物対策課長。 ○人権生活環境部廃棄物対策課長さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(西尾育夫君)  直接という案も実はありました。あったんです。あったんですが、今、部長申し上げたように、伊賀市が入るには伊賀市の専用の計量も必要になってきますし、この切り替えがもう決まってました。決まってましたというか、あとがもう9月を軸にということで、期限がある中で今の施設を使ってするとしかその期限までに間に合わすことが難しかったということがありますし、それから、よそは直接来てるというお話ですが、やっぱりよそからも民間施設へ入ってる市町村あるんですけども、やはり大きなコンテナなりに現地で積み替えをされて、そして搬入をされてるのがほとんどです。 ○副委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  この事業を進めながら何がいいかということを順次検討していきましょうよ。で、今までRDF行ってきたときよりも、むしろこの経費は半分ぐらいになるよねというようなことだったんですけれども、8億円、8億円ぐらいで大体変わらないでしょ。ということは、では何だったんかということになりますので、やっぱり税金の正しい使い方、正しい正しくないとかいうんじゃなくして、税金のより効率的な使い方を考えたときに、業者と行政はこの問題についてどうあるべきかというふうなこと。ただ置くだけの場所が私あればいいんじゃないかなという素人的な考えがあるんですけれども、昨日、きょうで解決のできる問題ではありませんので、十分時間をかけながら、相手の委託先とも議論をしながら、やっぱりこれ考えていくべきだと思いますので、ちょっと長時間とって申しわけありませんでしたが、一応そういうことです。 ○副委員長(上田宗久君)  会議の途中ですが、本日はこの程度にとどめ、明日に延会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(上田宗久君)  御異議なしと認めます。  よって本委員会は明日に延会いたします。  なお、明日の会議時刻は午前10時といたします。  本日は、御苦労さまでございました。          (午後 4時00分 閉会)         ―――――――――――――――...